シェーダ プリセットは、シェーダのプロパティ エディタのすべての設定値を含むファイルです。これらの値を保存し、別のシェーダにロードして使用することができます。シェーダ プリセットは、xml ファイル形式で保存され、ファイル名には拡張子 .xsishaders が付きます。この形式は、シェーダ コンパウンド(.xsirtcompound)に似ています。
特定のシェーダを選択し、一部の属性を変更して設定を保存したり、他のオブジェクトのシェーダ プリセットとして読み込むような場合に便利です。
シェーダのプリセットを作成すると、そのシェーダに接続するすべてのシェーダがそのプリセットに含まれます。プリセットをロードすると、Render Tree の接続すべてが再び確立されます。Render Tree を保存する際に最も重要なことは、どのノードを保存するかということです。ツリーは、評価フローに従って、右から左に保存されます。たとえば、Render Tree の右端にあるノードのプリセットを保存すると、その下のすべてのノードのプロパティが(左に向けて)保存されます。
A |
このノードから保存すると、このシェーダのプロパティだけが保存されます。 |
B |
このノードから保存すると、このシェーダから末端まで、さかのぼって Render Tree のプロパティが保存されます。 |
C |
このノードから保存すると、Render Tree 構造全体のプロパティが保存されます。 |