グローバルまたはローカルレンダリングオプションの設定

グローバルレンダラオプションの編集

1. Open Render Manager.

2. Explorer ビューの最上位レベルで、[mental ray]または[Hardware Renderer]ノードを選択します。これらはグローバルレンダラです。

3. 必要に応じて、使用できるレンダラオプションを設定します。ここで行った変更は、ハードウェアレンダラオプションのローカルセットが含まれているパスには反映されません。

パスのレンダラオプションをローカルにする

レンダパスがグローバルレンダラオプションを共有し、このパスにローカルなレンダラオプションを設定する場合は、次の方法を使用できます。

1. Render Managerを開きます。

2. Explorer ビューで、レンダラオプションのローカルセットを作成するパスノードを展開します。

   [方法 A](Method A):

3. パス ノードの下にネストされたレンダラのノードをクリックします(mental ray、ハードウェア レンダラなど)。このノードは、継承された(グローバル)プロパティであることを示すため斜体で表示されます。

4. ダイアログボックスが開き、ここで共有プロパティを編集しようとしており、まずローカルコピーを作成したいかどうかが確認されます。[Yes]をクリックして、パスに使用するローカルのレンダラオプションセットを作成します。これにより、継承されたプロパティへのリンクが失われ、ノードの名前が斜体から通常の書体に変わり、レンダオプションがローカルになったことを示します。

   [方法 B](Method B):

5. レンダラを選択すると、その名前がハイライトされます。

6. Render Manager のメニューボタンから[編集](Edit) [レンダラをパスのローカルのものにする](Make Renderer Local To Pass)を選択します。ノード名の表示が斜体ではなくなり、ローカル プロパティになったことを示します。

7. 必要に応じてレンダラオプションを設定します。「[mental ray レンダー オプション]プロパティ エディタ」および「[ハードウェア レンダラ]プロパティ エディタ」(「プロパティ リファレンス」)を参照してください。

パスのレンダラオプションをグローバルにする

レンダパスにローカルのレンダラオプションが含まれ、このパスでシーンに定義されたグローバルのレンダラオプションを使用する場合は、次の手順に従います。

1. Open Render Manager.

2. Explorer ビューで、レンダラオプションのローカルセットを削除するパスノードを展開します。

   [方法 A](Method A):

3. パス ノードの下にネストされたレンダラ(mental ray、ハードウェア レンダラなど)を選択し、その名前をハイライト表示させます。ノードは通常の書体で表示されます。これは、そのノードがローカル プロパティであることを示します。

4. キーボードの[Delete]キーを押して、ローカルプロパティを削除します。

5. 左上にある更新ボタンをクリックします。

   

6. これにより、継承プロパティへのリンクが復元され、ノード名が斜体 で表示されます。これは、パスがグローバルレンダラオプションを使用していることを示します。

   [方法 B](Method B):

7. レンダラを選択すると、その名前がハイライトされます。

8. Render Manager のメニューボタンから[Edit] [Make Pass Renderer Global]を選択します。ノード名の表示が斜体になり、グローバル プロパティになったことを示します。

9. 必要に応じてレンダラオプションを設定します。「[mental ray レンダー オプション]プロパティ エディタ」および「[ハードウェア レンダラ]プロパティ エディタ」を参照してください。