簡潔に言えば、カスタム プロパティ セットにはデータが(一連のパラメータとして)保持され、カスタム プロパティ ページにはデータが(ユーザ インターフェイス コントロールを使用したダイアログに)表示されます。これらは緊密に結び付いているため、総称して「カスタム プロパティ」と呼ばれることも多くあります。
具体的には、CustomProperty または CustomProperty オブジェクトとして定義された一連のカスタム パラメータには、ピュア データが含まれています。プロパティ ページ用のレイアウトは、パラメータ データと組み合わせて PPGLayout または PPGLayout オブジェクトとして定義されます。PPG または PPG または PPG オブジェクトとしてのプロパティページ自体は、データおよびレイアウトからの情報の組み合わせであり、プロパティ ページにはそのページ用に定義された情報、他のカスタム コントロール、メッセージ、またはイメージが表示されます。
その場合、ユーザはダイアログ レイアウト用に定義されたロジックを使用して、そのカスタム プロパティ セットに対して定義されたパラメータ セットを表示し、修正できます。
カスタム プロパティ セットは、シーン アイテム(たとえば、3D オブジェクトや Scene_Root)にアタッチできる一連の関連パラメータのセットです。 個々のパラメータが、標準データ型(整数、ブール、倍精度数、文字列)である場合もあれば、RGB/RGBA カラー、F カーブ、および GridData または GridData(2次元配列)などの複雑な Softimage データ型である場合もあります。
カスタム プロパティは、プラグイン開発者に利用できる非常に便利なツールの 1 つです。 これらのオブジェクトを使用して「ユーザ」データをシーンに保存し、他のパラメータの制御を(プロキシ パラメータおよびマーキング セットを介して)集中化して、ユーザ インターフェイスをビルドすることができます。 たとえば、CustomProperty オブジェクトを使用して、Game Engine 属性をシーン内に格納することも、読み込みプラグイン用の設定のあるダイアログ ボックスを表示することもできます。 カスタム プロパティを使用して、広範な UI ウィジットを利用可能にすることができます。
Softimage SDK のインストール フォルダにある examples フォルダに格納されている次のサンプルを参照することができます。