スライダ付き数値編集ボックス

 
 
 

標準の数値コントロールには、数値編集ボックスおよびオプションのスライダと一緒に、オプションのアニメーション アイコン、およびオプションのラベルが表示されます。 これらは、任意の数値型の基本パラメータに関連付けられています。

ヒント:

スライダに有効な値の範囲を指定するには、パラメータの作成時に Parameter.Min または Parameter::GetMin プロパティ、および Parameter.Max または Parameter::GetMax プロパティを使用します。

作成するには、PPGLayout.AddItem または PPGLayout::AddItem メソッドを使用します(数値パラメータの場合は siControlNumber が既定です)。

var oItem = oLayout.AddItem( "Girth", "", siControlNumber );

次に、ファイル ブラウザ ウィジットの機能のいくつかについて、設定方法のヒントを示します。

注:

レイアウト内の最大範囲の構成番号を確かめるには、PPGLayout オブジェクトの Number Control のサンプルを調べてください。

使用可能な項目属性は次のとおりです。

すべてのコントロールで(また、PPGItem オブジェクトのプロパティとしても)使用可能な属性

多くのコントロールに共通の属性

標準の数値コントロールに固有の属性

スライダの外観をカスタマイズするには

デフォルトのスライダを変更するための属性が多数あります。

  • siUINoSlider:数値のみを入力する入力ボックス(スライダなし)

  • siUIThumbWheel:デフォルトのスライダの小さなバージョン

  • siUITreadmill:ThumbWheelと同じサイズですが、左右にスクラブすることによって値を変更します。つまり、スライド内をクリックしても値は変更されません。

// use the thumbwheel
oItem.SetAttribute( siUIThumbWheel, true );

// use the treadmill
oItem.SetAttribute( siUITreadmill, true );

// skip the slider entirely
oItem.SetAttribute( siUINoSlider, true );

コントロールの小数桁数を設定するには

siUIDecimals 属性では、数値編集ボックスに表示される小数桁数を指定できます。

oItem.SetAttribute( siUIDecimals, 1 );

この属性は基本パラメータの精度は変更しません。ただし、ユーザが UI から値を変更した場合、新しい値にはこのコントロールで設定した精度が適用されます。 たとえば、小数桁数が 0 のスライダを設定した場合、ユーザが数値編集ボックスに「2.5」と入力しても、新しいパラメータ値は依然として 3 になります。

スライダに対数のスケーリングを使用するには

siUILogarithmic 属性を true に設定して、スライダのスケーリング形式をリニア(加算値)から対数(乗算値)に変更します。

oItem.SetAttribute( siUILogarithmic, true );