Enum Controls と総称されるオプションまたはリスト グループのうち、PPGLayout.AddEnumControl または PPGLayout::AddEnumControl メソッドを使用して追加できるものとしては、次の 5 種類があります。
リスト ボックス: ウィンドウに表示される項目のリスト。 一度に選択できる項目は 1 つだけです。
コンボ ボックスとドロップダウン ボックス: ドロップダウン ボックスに表示される項目のリスト。 一度に選択できる項目は 1 つだけであり、現在の選択範囲は単一ラインのフィールドに表示されます。 このコントロールは大きなリストに最適です。
ラジオ ボタン: 各選択項目(テキスト)の横に選択可能な小型の円が表示される、オプションのリスト。 一度に選択できる項目は 1 つだけです。 このコントロールは、きわめて小さなリストに最適です。
アイコン ボタン: 選択可能なアイコンのグループ。 一度に選択できる項目は 1 つだけです。 デフォルトでは、アイコンどうしが同一ラインに表示されます。
ビットフィールド: コントロール内の各数値用チェック ボックスのグループ。 ユーザはボックスをいくつでも選択することができます。パラメータの値はチェックマーク付き項目の総計に設定されます。
基本パラメータは、ビットフィールド コントロール以外の選択項目の値を取ります(ビットフィールド コントロールは、パラメータを選択項目の総計で更新します)。直接に表示される項目の値は、ユーザによる変更はできませんが、Logic を介した動的な変更は可能です。
表示される項目のリストの制御に使用されるのは、プロパティ ページ レイアウトであり、基本プロパティ セットに関連付けられたパラメータは使用されません。 これは、表示する値の配列を設定するには、PPGItem.UIItems、PPGItem::GetUIItems、または PPGItem::PutUIItems プロパティを使用してラベルと値のペアの配列として割り当てる必要があることを意味します。
このリストを動的に更新することもできますが、これらの値は事実上(基本プロパティ セットのパラメータではなく)プロパティ ページのレイアウトによって制御されるため、PPG.Refresh メソッドを使用して表示を更新する必要があります。
PPGItem.UIItems、PPGItem::GetUIItems、または PPGItem::PutUIItems プロパティの値の配列を取得するときには、SAFEARRAY が返されることに注意してください。JScript の場合、これは safearray を VBArray オブジェクトに割り当ててからネイティブ JScript 配列に変換する必要があるという意味です。
これらの値の動的な変更方法の詳細については、「レイアウトを変更する」を参照してください。