ユーザ インタフェースをプラグインに提供する標準的な方法は、カスタム プロパティを作成して、そのプロパティ ページをダイアログとして使用することです。
データをプロパティ ページのロジックの一部として操作する場合、ベースとなるカスタム プロパティ セットを作成するか、CustomProperty または CustomProperty オブジェクトを作成する必要があります。このケースは、参照先のデータが実際のシーン データに直接関連付けられておらず、プロパティ ページを閉じた後に削除される場合でも、当てはまります。
メッセージをユーザに表示するだけでよい場合や、Yes/No 型の質問に回答させるだけでよい場合は、カスタムプロパティページのダイアログほどの強力な機能はおそらく必要ありません。 そのような場合は、代わりに XSIUIToolkit.MsgBox または UIToolkit::MsgBox 機能を使用することを考慮してください。
次のどちらかの状況が当てはまる場合は、XSILoadPlugin コールバックおよび XSIUnloadPlugin コールバック(「プロパティ コールバック」を参照)を使用して、カスタム プロパティを自己インストール プラグインにします。
CustomProperty オブジェクトを作成して Parameter オブジェクトとともに登録します(「カスタム プロパティを定義する」を参照してください)。
PPGLayout または PPGLayout オブジェクトを使用して CustomProperty オブジェクトのレイアウトを定義し、必要に応じてコントロールまたはロジックを追加します(「プロパティ ページ コントロール」を参照)。
ユーザ フレンドリなプレゼンテーションを実現するには、レイアウト調整が必要な場合もあります(「コントロール属性を設定する」を参照)。 これには以下が含まれます。
ロジックを作成して、PPGLayout オブジェクトに関連付けます(「プロパティ コールバック」を参照)。 ロジックには、プロパティ ページ上でユーザ アクションに応答する関数が含まれています。 ロジック コードは、スクリプティングを使って実装できます。この場合は、 ロジック コードをシーンに直接埋め込むことも、スクリプト ファイルに保存することもできます。 それ以外に、C++ コードを使用して、ロジック コードをライブラリ ファイル(*.dll または *.so)内に実装できます。
ヘルプ ページをプロパティ ページに関連づけます(「ヘルプ ファイルのを提供する」を参照してください)。 HTML ファイルにロケーションを設定することができます。 たとえば、カスタマイズ上にヘルプを提供する Web ページへの URL を提供することもできます。