テクスチャイメージまたはシーケンス(アニメートされたテクスチャの場合)のカラー、サイズ、シャープさを編集します。また、イメージを最適に表示し、管理するためのオプションを使用することができます。
ジオメトリオブジェクトまたはモデルを選択し、[修正](Modify) [テクスチャ](Texture)を選択して、サブディビジョンメニューからイメージクリップを選択します。
Explorer でスコープを[ソース/クリップ](Sources/Clips)に設定し、変更するイメージクリップの横にあるアイコンをクリックします。
また、Image Clip Viewer(Image Clip Viewer[データ管理]を参照)を開き、フリップブックをロードしてコマンドバーから[ファイル](File) [クリッププロパティ](Clip Properties)を選択することもできます。
ICE パーティクルなど、ICE 属性を持つオブジェクトを使用している場合は、時間ソースによってオブジェクトの属性を使用してイメージシーケンスのアニメーションを制御できます。
デフォルでは、[時間ソース](Time Source)はシーンの時間に設定されていますが、オブジェクトの ICE 属性に変更できます。たとえば、設定したパーティクルの寿命に基づいてシーケンス内のイメージを利用するために、パーティクルの AgeLimit 属性を使用します。
リストにはこのイメージクリップで(直接オブジェクトで、またはシェイプインスタンスで使用されている場合は間接的に)使用されているオブジェクトの ICE 属性のみが表示されます。
詳細については、「ICE パーティクルのスプライト」(「ICE パーティクルシミュレーション」)を参照してください。
Softimage では、最高の品質を実現するため、8 ビットのイメージを処理しているときは特に、すべてのイメージクリップをリニア浮動小数点データに変換し、可能な限り高いビット深度で計算を実行します。テクスチャ参照が実行されるたびに、mental rayシェーダによってサンプリングされ、各ピクセルが浮動小数点のカラー値として処理されます。
各イメージクリップを正確に変換してレンダリングするために、元のイメージが作成されたカラースペースに対応するカラープロファイルを選択できます。これによって、mental ray に対して、ガンマ補正データが保存されるかどうかなど、イメージクリップを現在のカラースペースからリニア浮動小数点カラースペースに(必要に応じて)変換する方法が示されます。
たとえば、すでにリニアカラースペースワークフローを使用してテクスチャを作成している場合は、イメージクリップに対してmental rayで追加の処理を行う必要はありません。[カラープロファイル]オプションを[リニア]に設定すると、イメージクリップはそのままの状態で使用されます。
便宜上、入力イメージを作成するために通常使用するカラープロファイルをmental rayに対して宣言するプリファレンスを設定することができます。これによって、新しく作成されたすべてのイメージクリップが、デフォルトで適切に処理されます。[Rendering]プリファレンスの[カラープロファイル]オプション(「プリファレンス リファレンス」)を参照してください。
タイプ(Type) |
イメージ解像度を設定します。解像度を低くして、レビューに必要なメモリを減らすことができます。 プリセットのオプションを選択するか、[カスタムサイズ](Custom Size)を選択し、[X 解像度](Res. X)および[Y 解像度](Res. Y)の設定を使用してイメージの新しいサイズを指定できます。 この値は、[Clips]プロパティ エディタで、エフェクトが有効になっているすべてのクリップについてオーバーライドさせることができます。 |
解像度 X/Y |
[再スケール](Rescale)[タイプ](Type)を[カスタム サイズ](Custom Size)に設定した場合に、これらのスライダを使用してカスタムのイメージ解像度を定義します。 |
シーンを保存する前にイメージクリップがどのように処理されるかを定義します。
フィールドタイプ(Field Type) |
ビデオイメージクリップのフィールドの順序を指定します。この設定は、[mental ray レンダー オプション]プロパティ エディタの[フィールド]と[スクリプト]タブの設定と一致している必要があります。 フレームではなくフィールドにシーンをレンダリングする場合は、クリップのフィールドドミナンスを設定する必要があります。これにより、レンダリング時にクリップが非インターレース化され、レンダリングされる各フィールドにクリップのフィールドが1つだけ表示されます。 フィールドを、[なし](None)、[ローワーフィールド優先/偶数(NTSC と DV フォーマット)](Lower Field First / Even (NTSC and DV Formats))、または[アッパーフィールド優先/奇数(PAL と HD フォーマット)](Upper Field First / Odd (PAL and HD Formats))に設定します。 フィールド タイプはクリップ エフェクトであり、クリップの[イメージ マネージメント]モードが[メモリにロード]に設定されている必要があります。フィールドタイプオプションを有効にするには、エフェクト有効ボタンをクリックします。 |
エフェクト有効(Enable Effects) |
イメージクリップの管理モードを[メモリにロード]に設定します。Softimage は、クリップエフェクトを適用するためにイメージクリップのコピーをメモリ内に格納する必要があるため、他の管理モードを使用するとエフェクトオプションが無効になります。 |
エフェクト無効(Disable effects) |
イメージクリップの管理モードをディスクから使用に設定します。Softimage は、クリップエフェクトを適用するためにイメージクリップのコピーをメモリ内に格納する必要があるため、[メモリにロード]以外の管理モードを使用するとエフェクトオプションが無効になります。 |