Lume Beam
 
 
 

| Render Tree の使い方

カテゴリ: ボリューム

シェーダ ファミリ: ボリューム

出力: カラー

[関連 mental ray シェーダ](Related mental ray shader): ビーム

[Lume Beam]シェーダでは、ボリューミック ライトのビームや選択した光源からのハロなど、雰囲気のあるエフェクトをすばやくレンダリングできます。高速なレンダリングはシャドウの計算を除外することで実現しているため、シャドウが必要な場合は、エフェクトのビームの領域で、シャドウを投射するジオメトリを作成する必要があります。

このシェーダは始点のある光源に適しており、指向性ライト(平行光)では効果がありません。また、[Lume Beam]シェーダではライトの減衰プロパティが無視されます。

[Lume Beam]のオプション

カラー(Color)

バーチャル フォグ パーティクルのカラーを設定します。ビームまたはハロの最終的な色は、パーティクルのカラーおよびライト自体のカラーの両方によって決定されます。

フォグ密度(Fog Density)

光源周辺のフォグ エフェクトの「厚み」を調整します。値を大きくすると、エフェクトが大きく明るくなり、小さくするとエフェクトが小さく暗くなります。

ライト

エフェクトを作成するライトを指定するライト リストを作成します。詳細については、「ライト一覧を使用する」(「直接照明」)を参照してください。

Render Tree の使い方

ビーム エフェクトを作成するには

  1. ポリゴン メッシュの円錐などを取得して、シーンに配置します。ジオメトリのサイズおよび形によってビームの形が決まります。

  2. 円錐に完全に透明なサーフェイス マテリアルを割り当てます。

  3. ライト ソース(ポイント ライトなど)を取得し、円錐の頂点に配置します。ライト ソースのプロパティに円錐オブジェクトが含まれていることを確認してください。

  4. Render Tree で、[Lume Beam]シェーダを円錐のマテリアル ノードの[ボリューム]入力ポートに接続します。

  5. [Lume Beam]プロパティ エディタで、次の操作を実行します。

    • シェーダの[ライト一覧](Light List)にライト ソースを追加します。

    • [カラー](Color)および[密度](Density)のオプションでエフェクトを調整します。

ハロ エフェクトを作成するには

シーンに[Lume Beam]シェーダをアタッチする場合は(パス ボリューム シェーダ スタックで)、シェーダはポイント ライトの原点周辺にハロを作成します。「シーン内のボリューム エフェクトを作成する」(「マテリアルとシェーダ」)を参照してください。