Explorer では、2 つの方法でマテリアルを表示できます。Explorer のスコープをに設定すれば、シーンのすべてのマテリアル ライブラリを表示できます。また、マテリアルが適用されているオブジェクトの階層にある個々のマテリアルを表示することも可能です。いずれの方法でも、各マテリアルの名前とアイコンは、マテリアルに関する有益な情報を示します。
オブジェクトの階層で表示された場合は、以下のようになります。
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マテリアルの名前は、materialname[libraryname]という形式で表示されます。たとえば、以下のように表示されます。
このマテリアルは「im_pores」という名前で、「flesh」ライブラリに属しています。
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マテリアルがローカルに割り当てられたのではなく、継承されている場合、マテリアルの名前は斜体で表示され、マテリアルのソースの名前が括弧で囲まれます。たとえば、以下のように表示されます。
このオブジェクトは、「flesh」ライブラリの一部である「im_blotch」マテリアルを、「sphere15」オブジェクトから継承しています。
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マテリアルが、ブランチ モードでオブジェクトに割り当てられていて、オブジェクトの子に適用されている場合、マテリアルのアイコンには というマークが付きます。
注:あるマテリアルをブランチ モードでオブジェクトに割り当て、別のマテリアルをローカルに割り当てることができます。この場合、ローカルに割り当てられたマテリアルが、オブジェクトの階層に表示されるマテリアルになります。
マテリアル ライブラリの階層で表示された場合は、以下のようになります。
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マテリアルは、属しているライブラリの子として表示されます。表示されるのは、マテリアル名のみです。
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マテリアルがどのオブジェクトにも割り当てられていないと、山かっこで囲まれた<Not Used>という文字がマテリアルの名前の隣に表示されます。
マテリアル ライブラリの階層とオブジェクトの階層の両方に共通する特徴を以下に示します。
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マテリアルのアイコンには、マテリアルの割り当て先のオブジェクトが単一か複数か、または割り当て先のオブジェクトが存在しないことが示されます。
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「」というマークが付いたマテリアルは、複数のオブジェクトに割り当てられています。
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「」というマークが付いたマテリアルは、1 つのオブジェクトにのみ割り当てられています。
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「」というマークが付いたマテリアルは、どのオブジェクトにも割り当てられていません。
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注:あるマテリアルをブランチ モードでオブジェクトに割り当て、別のマテリアルをローカルに割り当てることができます。1 つのオブジェクトに同じマテリアルを 2 回割り当てると、1 つのオブジェクトにしか割り当てられていない場合でも、そのマテリアルのアイコンには「n」というマークが付きます。