シェーダは、レンダリングプロセスの間またはその直後(出力シェーダの場合)のレンダリングソフトウェアの動作を制御する小さなコンピュータプログラムです。シェーダには、mental ray(デフォルトのレンダラ)により呼び出され、ピクセルのカラー値を計算するものもあります。また、ディスプレイスメントやジオメトリの作成をオンザフライで行うシェーダもあります。サーフェイスシェーダ、環境シェーダ、ボリュームシェーダ、ライト、レンズ、テクスチャなど、シェーダにはさまざまなタイプがあります。
シェーダライブラリに用意されているシェーダプリセットのサムネイル
シェーダエフェクトを作成するには、シェーダ間を接続する必要があります。シェーダ操作の推奨ツールはRender Treeですが、[取得](Get) [マテリアル](Material)メニューまたは[取得](Get) [シェーダ](Shaders)メニューを利用する方法や、接続アイコンを使用してシェーダをまとめてマッピングする方法もあります。
ただし、内部的には、後者の方法では常に、相互に接続されたシェーダのRender Treeが構築され、これにより、オブジェクトのマテリアルの外観が定義されます。マテリアルおよびシェーダとの関係については、「マテリアルについて」を参照してください。