クリップの関係は、2 つのクリップ間の時間的なコンストレイントの一種で、一方のクリップを移動したときに、他方のクリップが同じ割合で移動するようにします。たとえば、映像に合わせて音声を吹き込む形のアニメーションでオーディオ クリップとシェイプ クリップの関係を作成し、一方のクリップをトラックに沿って移動したときに、他方のクリップも両者のオフセットを維持しながら移動させる場合などです。
詳細については、「クリップをリンクさせる(リレーション)」(「Animation Mixer のノンリニア アニメーション」)を参照してください。
適用するには: Animation Mixer で任意のタイプのクリップを 2 つ選択して、ミキサのコマンド バーから[エフェクト](Effect) [関係の作成](Create Relation)を選択します。選択した最初のクリップがマスタ クリップになります。
再表示するには: 関係を含むクリップを右クリックし、[Clip Relation]を選択します。
クリップイン アクティブネス(Clip In Activeness) |
クリップイン オフセットのオン/オフを切り替えます。 |
クリップイン オフセット(Clip In Offset) |
マスター クリップの「[Time Control]プロパティ エディタ」で定義されている[クリップイン](Clip In)の値。この値を変更すると、スレーブ クリップのクリップインの値も変わります。 |
クリップアウト アクティブネス(Clip Out Activeness) |
[クリップアウトオフセット]のオン/オフを切り替えます。 |
クリップアウト オフセット(Clip Out Offset) |
マスター クリップの「[Time Control]プロパティ エディタ」で定義されている[クリップアウト](Clip Out)の値。この値を変更すると、スレーブ クリップのクリップ アウトの値も変わります。 |
マスター クリップとスレーブ クリップをスワップ(Swap Master and Slave Clip) |
クリップ間の関係を反転して、マスターとスレーブを入れ替えます。 |