[Gravity]プロパティ エディタ
 
 
 

重力コントロールオブジェクトを作成するには: [Simulate]ツールバーからは[取得](Get) [フォース](Force) [重力](Gravity)を選択し、他のツールバーからは[取得](Get) [プリミティブ](Primitive) [コントロールオブジェクト](Control Object) [重力](Gravity)を選択し、[Hair]ツールバーからは[作成](Create) [フォース](Force) [重力](Gravity)を選択します。

このプロパティ エディタを再表示するには: 重力オブジェクトを選択して、[Enter]キーを押します。

重力フォースは、シミュレーション オブジェクトに対して、負の方向も含めて引力をシミュレートします。

重力は、最もよく使用されるタイプの「フォース」です。どのオブジェクトの場合も、重力は質量には関係なく一定となります。つまり、どのオブジェクトも同じ速度で降下します(ガリレオとニュートンの法則を思い出してください)。ただし、空気抵抗や摩擦が発生した場合や、オブジェクト同士が衝突した場合には重力は一定でなくなります。これは、オブジェクトの質量、エネルギー、および運動量によって大きな影響を受けるためです。

フォース全般の詳細については、「Forces(フォース)」(「 シミュレーション」)を参照してください。

ICE ツリーでのこのフォースの使用方法については、「ICE フォースの作成と ICE シミュレーションへの適用」(「ICE の基本」)を参照してください。

矢印の長さは、[振幅]の値によって指定されます。

名前(Name)

フォースの名前。

ミュート(Mute)

フォース エフェクトのオン/オフを切り替えます。

強さ

振幅(Amplitude)

重力フォースの強さを、正または負の方向で設定します。デフォルト値 98.1 は、地球の重力をシミュレートします。

このデフォルト値は、1 Softimage 単位が 10 cm の場合にオブジェクトを適切にシミュレートするように設定されています。オブジェクトを目的どおりに落下させるために、この値をシーンのスケールに応じて調整する必要がある場合もあります。たとえば、1 Softimage 単位を 1 m として定義している場合は、重力を 9.81 に設定する必要があります。