基本的な ICE パーティクルを作成する場合、モデルおよびプリセット エフェクトを使用すると最もわかりやすく簡単です。ここで紹介するモデルおよびプリセット エフェクトはすべて、独自のエフェクト作成のベースとなります。また、ICE に慣れるために少しだけ試してみるという場合にも最適です。
サンプル シーンのように、エフェクトの作成に必要なすべてのオブジェクト、ICE ツリー、およびシェーダがあらかじめ用意されたモデルをロードできます。
[ICE]ツールバーから[パーティクル](Particles) [モデルライブラリ](Model Library)コマンドのいずれかを選択します。
[Lagoa]グループのモデルの詳細については、「Lagoa の基本」を参照してください。
[ストランド](Strands)グループのモデルの詳細については、「ICEパーティクルストランド」を参照してください。
[花火を発生させるパーティクル](Particle Spawning Fireworks)モデルを選択すると、ランダムなタイミングとカラーでパーティクルを放出する花火のシミュレーションがロードされます。
ポイント クラウドを選択して[Alt]+[9]キーを押し、ICE Tree ビューを開きます。このビューで ICE ノードを確認し、必要に応じて編集することができます。
ICE Tree ビューのツールバーにある更新アイコンをクリックして、選択したポイント クラウドのビューを更新する必要がある場合があります。
初めてICEパーティクルを作成する場合にお勧めするもう1つの方法は、[ICE]ツールバーの[パーティクル](Particles) [作成](Create)メニューにあるコマンドを使用して特定のタイプの放出を作成する方法です。
[パーティクル](Particles) [作成](Create) [Lagoa]メニューにあるコマンドの詳細については、「Lagoa パーティクル エフェクト」(「Lagoa Multiphysics シミュレーション」)を参照してください。
[ストランド](Strands)グループのモデルの詳細については、「ICEパーティクルストランド」を参照してください。
パーティクル エミッタにする 1 つまたは複数のオブジェクトを選択します。
エミッタは、ジオメトリのあるオブジェクトであればどのようなタイプのオブジェクトでも構いません。たとえば、ポリゴン メッシュ、NURBS サーフェイス、カーブ、またはこれらのオブジェクト タイプを組み合わせたものにすることができます。
[ICE]ツールバーから[パーティクル](Particles) [作成](Create)コマンドのいずれか([基本ファイア](Basic Fire)、[バブル](Bubbles)、[たばこの煙](Cigarette Smoke)、[落ち葉](Falling Leaves)など)を選択します。
コマンドを選択すると、次のような 2 つの処理が行われます。
ポイント クラウドを選択して[Alt]+[9]キーを押し、ICE Tree ビューを開きます。このビューで ICE ツリー ノードを確認し、必要に応じて編集することができます。
ICE Tree ビューのツールバーにある更新アイコンをクリックして、選択したポイント クラウドのビューを更新する必要がある場合があります。
各ノードのプロパティ エディタのヘルプ アイコンをクリックして、各プリセット ノードに関する情報を確認します。「Basic Fire(基本ファイア)」、「Bubbles(バブル)」、「Cigarette Smoke(シガレット スモーク)」、および「Falling Leaves(落ち葉)」を参照してください。
基本的な ICE パーティクル シミュレーション ツリーにおける各ノードの動作については、「基本的なパーティクル放出の作成」を参照してください。
これらの各プリセットにも専用のシェーダツリーが設定され、レンダリングが可能になります。ポイント クラウドを選択して[7]キーを押し、Render Tree ビューを開きます。このビューでシェーダ ノードを確認し、必要に応じて編集することができます。