プロキシ パラメータは実際にはクローンされたパラメータで、シーンの別のパラメータのデータを反映します。これは、プロキシ パラメータに行った操作は、現実のパラメータ自体に行うのと同じ結果を得ることを意味します(値を変更する、パラメータをマークする、アクションを格納する、キーを保存する、ロックするなど)。
プロキシ パラメータはあらゆる用途で作成できますが、最も多い使い道はカスタム プロパティ ページの作成です。目的にあった独自のプロパティ ページを作成できます。たとえば、1 つのプロパティ ページにオブジェクトごとにアニメート可能なパラメータをすべて配置します。この場合、アニメート可能なパラメータがすべて一箇所にあるため、キーの追加がより迅速かつ容易になります。また、テクニカル ディレクタの場合、アニメーション チームが使うために必要なパラメータのみを公開し、ワークフローを合理化して潜在的なエラーを削減することができます。
プロキシ パラメータの最大の利点は、設定がとても簡単なことです。任意のパラメータを、Explorer からカスタムパラメータ セットのプロパティ エディタにドラッグ アンド ドロップするだけです。
ほとんどのパラメータは、選択してそのプロキシを作成できます。パラメータ セットを選択すると、そのセット内の全パラメータのプロキシが作成されます。
カスタム パラメータ セットのプロパティ エディタを開き、Explorer のパラメータまたはプロパティ セット、または別のプロパティ エディタのアニメーション アイコンをそれにドラッグします。
プロキシ パラメータを追加するカスタム パラメータ セットを選択し、プロキシを設定するパラメータをマークします。オブジェクトのカスタム パラメータが 1 つしかない場合は、代わりにそのオブジェクトを選択できます。
[アニメート]ツールバーから[作成](Create) [パラメータ](Parameter) [新規プロキシパラメータ](New Proxy Parameter)を選択します(または、[アニメーション]パネルの[アニメーション](Animation)メニューから同コマンドを選択します)。その後、プロキシするパラメータを 1 つ以上選択します。右クリックして選択を終了します。
プロキシ パラメータがカスタム パラメータ セットに追加されます。
プロキシ パラメータ名は、オブジェクト名とプロキシされるパラメータのスクリプト名で構成されます(たとえば、Sparky_rotz など)。