1 つまたは複数のオブジェクトを他のオブジェクトの位置(Position)に拘束できます。[位置]コンストレイントは、オブジェクトのセンターをコンストレイント オブジェクトのセンターに拘束することで、被コンストレイント オブジェクトをコンストレイント オブジェクトの位置に動かします。
センターを持つオブジェクトであれば、どの種類のオブジェクト(標準的なすべてのジオメトリック オブジェクトやヌル、ライト、カメラ、ラティスを含む)でも使用できます。キャラクタの場合、位置コンストレイントを使用して、エフェクタをそのルートに拘束できます。たとえば、脚のエフェクタを足のルートに拘束する、などです。
このコンストレイントは互いのオブジェクトを重ね合わせて配置してしまうので、通常は、コンストレイントのプロパティ エディタ(下を参照)またはコンストレイントの補正機能(「補正付きオフセットを設定する」を参照)で、被コンストレイント オブジェクトをオフセットする必要があります。
[コンストレイント](Constrain) [位置](Position)を選択し、拘束する側のフォースとして動作するオブジェクトを選択します。
位置コンストレイントのプロパティ エディタで、被コンストレイント オブジェクトとコンストレイント オブジェクトのセンター間のオフセットを設定します。どちらかのオブジェクトの [X]、[Y]、[Z] スライダに数値を入力します。
オフセットの詳細については、「被コンストレイント オブジェクトとコンストレイント オブジェクト間のオフセット設定」を参照してください。
被コンストレイント オブジェクトとコンストレイント オブジェクトのどちらでも[向きから影響を受ける](Affected by Orientation)を選択できます。このオプションを選択すると、オブジェクトの回転はそのオブジェクトのコンストレイントの一部として含まれます。
たとえば、被コンストレイント オブジェクトに対して[向きから影響を受ける](Affected by Orientation)を選択した場合、被コンストレイント オブジェクトの位置はコンストレイント オブジェクトの向きに影響されます。
[スケーリングから影響を受ける](Affected by Scaling)をオンにしている場合も同様にサイズに影響します。
コンストレイント オブジェクトを変換しても、被コンストレイント オブジェクトのセンター位置は、コンストレイント オブジェクトに揃ったままの状態です。