シャッター設定

オプション:[テクスチャを Memory Map に変換](「プロパティ リファレンス」)

シーンモーションブラー設定は、ジオメトリとそのモーション変換/モーション ベクトルが評価される時間上のポイントを定義します。続けて、このデータが mental ray に自動的に設定されます。

mental ray のシャッターと遅延の各オプションは、モーション ブラー トレイルのサイズおよび長さを調整するために使用できます(ジオメトリおよびそのモーション データを再評価する必要はありません)。これによって、必要に応じて設定をすばやく直接的に指定できますが、この場合、設定はあまり正確ではありません。

• [シャッター](Shutter)を 1.0(既定)に設定すると、mental ray は、パス/シーンにおけるシャッターの[速度]の間隔によって指定されているように、ジオメトリのモーション変換およびモーション ベクトルの最大の長さを使用します。

• [遅延](Delay)をゼロ以外に設定すると、モーション ブラー トレイルが移動します。

モーションベースのディスプレイスメント品質

オプション:[ジオメトリ](「プロパティ リファレンス」)

ディスプレイスメントによりオブジェクトを移動する場合、シャッター設定オプションで設定したオブジェクトの移動速度に応じて、ディスプレイスメント アプロクシメーションを最適化できます。移動オブジェクトのディスプレイスメントの詳細の自動削減は、膨大なテッセレーションのデータ量を大きく削減でき、レンダリング処理とメモリ容量に大きく影響します。

移動させたジオメトリには適用されたジオメトリ アプロクシメーション プロパティが含まれ、モーション ブラーがレンダ領域やレンダ パスで有効になる必要があります。「ジオメトリ アプロクシメーションを適用および編集する」(「シーン エレメント」)を参照してください。