オブジェクトの中心はセンター モードで変換できますが(「センターの操作」(「3D 空間での操作」)を参照)、変換を直接アニメートすることはできません。たとえば、指定のピボットを基点にオブジェクトが回転し、そのピボットがジオメトリに相対的な別の位置に移動されるように、オブジェクトの中心をアニメートするとします。
Softimage ではオブジェクトのピボットをアニメートすることで、このような動作が実現できます。詳細については、「オブジェクト ピボットを使って作業する」(「3D 空間での操作」)を参照してください。
また、[ポーズ]コンストレイントでオブジェクトの中心をヌルに拘束し(またはオブジェクト センターをヌルの子に設定し)、そのヌルの変換をアニメートする方法もあります。[ポーズ]コンストレイントはスケーリング、回転、および移動の値をすべて拘束します。詳細については、「ポーズ コンストレイント」を参照してください。
また、オブジェクトの中心を 2 つの異なるヌルに拘束し、ヌルをアニメートしてヌルのコンストレイント ウェイトをブレンドすれば、オブジェクトがそれぞれのヌルから受ける影響度をコントロールすることもできます。さらに、このウェイトのブレンドをアニメートすることもできます。詳細については、「コンストレイントをブレンドする」を参照してください。