Softimage 2012 は mental ray バージョン 3.9.1.38 を使用します。Softimage 2012 SP は mental ray バージョン 3.9.1.44 を使用します。
統一されたサンプリングにより、すべてのレンダリング アルゴリズムに対して簡単で一貫性のある制御を実行できます。指定されたピクセルに対して取得されるサンプルの数は、[最小](Minimum)と[最大](Maximum)の間の数です。この範囲内の正確な値は、主に[品質](Quality)により決定されます。ただし、[カットオフ](Cutoff)を設定して、サンプル レベルの間の差がカットオフ値より小さい場合、[品質](Quality)により設定されるサンプル数にまだ達していなくても、それ以上のサンプルの取得を止めることができます。
詳細については、「サンプリング/エイリアシング」を参照してください。
ピクセルあたりのレンダリング時間は、レンダ領域に表示されるか、Pixel Time フレームバッファを使用してディスクに出力されます。[mental ray レンダー オプション]プロパティ エディタの[診断]タブにある[最大ピクセル時間(µS)](Max Pixel Time (µS))設定で、ピクセル時間値の上限またはホワイトポイントを設定することができます。
領域に表示する場合、問題のスポットがわかりやすいように、イメージは誤った色で表示されます。青のピクセルは低い値、緑のピクセルは中間の値、赤のピクセルは高い値を示します。
[レンダリング]プリファレンスの[ピクチャの保存ファイルタイプのデフォルト](Default Save Picture File Type)オプションで、レンダ プレビューとレンダ領域を保存する既定のフォーマットを指定することができます。これは、最後にファイルを保存したときに指定したフォーマットで自動的に更新されます。