通常のディスプレイスメント マップは 1 つの高さの値でディスプレイスメント量を指定しますが、ベクトル ディスプレイスメント マップは、XYZ コンポーネントを持つベクトルとしてディスプレイスメントを指定します。したがって、ディスプレイスメントの度合いだけでなく方向もコントロールすることができます。これにより、張り出しやより複雑なシェイプを作成できるようになります。
グリッドに適用されたベクトル ディスプレイスメント マップによる耳の作成
通常、ベクトル ディスプレイスメント マップは、Autodesk Mudbox™ などのスカルプト ソフトウェアを使用して作成されます。手動で、または[送信](Send To)コマンドを使用して VDM とともに FBX ファイルを読み込むと、[ベクトル ディスプレイスメント マップ]シェーダが Render Tree に適用されます。
Softimage と Mudbox を使用する方法については、「Mudbox との相互運用性」を参照してください。