プロパティおよびパラメータはドット表記を使用して指定します。 たとえば、次の文字列は「myCube」という名前のオブジェクトのローカルでの位置 X です。
"aModel.myCube.kine.local.posx"
プロパティ(プロパティ セットと呼ばれることもあります)は関連するパラメータのグループの格納庫(コンテナ)です。 たとえば、Local Transforms(ローカル)プロパティには、X、Y および Z の位置パラメータが含まれています。 プロパティは他のプロパティを格納することもできます。 たとえば、Kinematics プロパティには Local Transforms、Global Transforms、および Constraints プロパティが含まれます。
オブジェクトがモデルの一部でない場合は、モデル名を省略できます。 たとえば、以下のように記述します。
現在選択されているオブジェクトにコマンドを適用する場合は、オブジェクト名を省略できます。 たとえば、以下は現在選択されているオブジェクトのグローバルな X 位置を表します。
Local 変換はデフォルトなので、明示的に参照する必要はありません。 たとえば、以下は現在選択されているオブジェクトのローカルな X 位置を表します。
surfmsh、polymsh、および crvlist などのプロパティ名も省略できます。 たとえば以下のようになります。
エクスプレッション |
同等のエクスプレッション |
---|---|
"aBall.surfmsh.geom.subdivu" |
"aBall.geom.subdivu" |
"cube.polymsh.cls.Point.red" |
"cube.cls.Point.red" |
"circle.crvlist.geom.subdivu" |
"circle.geom.subdivu" |
名前が同じ複数のプロパティが存在している場合、それらのプロパティを参照するには、角括弧[ ]を使用します。
SelectObj "null1.kine.poscns[2]"
オブジェクトのリストとパラメータのリストを分離するには、スラッシュ(/)を使用します。 たとえば、次のコマンドは「Fluffy」および「Sparky」という名前のオブジェクトのローカル位置にキーを保存します。
SaveKey "{Fluffy,Sparky}/kine.local.pos"