次の表は、スカルプトに関する一般的な問題と考えられる解決方法を示しています。
問題/エラー メッセージ | 考えられる解決方法 |
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スカルプトされたストロークが滑らかでなく揺れて表示される。 |
手の揺れによって、滑らかなストロークをスカルプトするのが難しくなりがちです。[ブレ防止ブラシ]をオンにすると、より滑らかなストロークにすることができます。「スムーズ ツールのストロークを生成する」を参照してください。 |
モデルを細分割するときに、「2 つ以上のフェースがいくつかのエッジを共有しています。この問題が解決されない限り、モデルをサブディバイドできません。」というエラーが表示される。 |
これは、(3D モデリング アプリケーションで)モデリングする際に発生する可能性のあるトポロジの問題を示しています。たとえば、1 つ以上の内部エッジが削除されていて、いくつかの N 面のフェースを作成する場合や、複数のエッジを共有するいくつかのフェースが作成される場合などです。 モデリング アプリケーションでポリゴンを修正してから、Mudbox に再読み込みして、モデルを細分割できるようにする必要があります。 |
別の 3D アプリケーションから読み込まれたモデルを細分割するときに、[メッシュ] [新しいサブディビジョン レベルの追加] > [UV のスムーズ]オプションが機能しない。UV が滑らかでない。 |
多くの 3D アプリケーションでは、各フェースが個別に分離している UV が生成されます。このような状況では、各 UV を Mudbox に書き出す前に合成する必要があります。このようにしないと、メッシュを細分割する際に UV を滑らかにすることはできません。 |
スカルプト ツールやペイント ツールの半径を示すカーソルのアウトラインが消えている。 |
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モデル上でスカルプトする際にストロークが表示されない。 |
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モデルのサーフェスに 2 つのスカルプト ツール カーソルが表示される。 |
スカルプト ツールの[ミラー]プロパティがオンになっています。対称的にスカルプトしない場合は、[ミラー]をオフにします。「スカルプト ツールのプロパティ」を参照してください。 |
スカルプトによってモデルに大きなスパイク効果が表示される。 |
現在のスカルプト ツールの[強度]プロパティの設定が、ツールの半径に対して高すぎます。ストロークを元に戻して([Ctrl]+[Z])、スカルプト ツールの[強度]プロパティの値を低くします。「スカルプト ツールのプロパティ」を参照してください。 |
スカルプトの際に[シンメトリを設定]プロパティの効果がない。 |
間違ったミラー軸が指定されています。ミラー軸のプロパティをチェックし、必要に応じてリセットします。 モデルが XYZ 原点から離れた場合、一部のミラー軸のプロパティは機能しません。このような状況では、ミラーの[ローカル]プロパティまたは[接線]プロパティを使用します。「ツール シンメトリを使用してスカルプトする」を参照してください。 |
[編集] > [トポロジ軸を設定]を使用してトポロジ軸を設定する際に、ステータス ラインに「シンメトリがありません」というエラーが表示される。 |
ツールが現在のフェースの選択に基づいて位相的なシンメトリを特定できません。 もう一度フェースを選択して軸を設定し、最も低いサブディビジョン レベルでフェースを選択するようにします。 Mudbox で依然としてシンメトリがないと示される場合は、そのモデルのトポロジが対称でない可能性があります。「シンメトリを使用してスカルプトする」を参照してください。 |
[3D ビュー]内のモデルの前に半透明の 2D イメージが表示される。 |
カメラ ビューに対してステンシル イメージを選択している可能性があります。[ステンシル]トレイで、[オフ]ボタンをクリックします。 |
別のサブディビジョン レベルで実行したスカルプトを、レベルの切り替え後に元に戻すことができない。 |
サブディビジョン レベルを切り替えると、[元に戻す]の履歴は保存されません。現在のサブディビジョン レベルでのスカルプトのみ元に戻すことができます。 |
上位のサブディビジョン レベルで、スカルプトのパフォーマンスが低下する。 |
上位のサブディビジョン レベルでスカルプトするには(多くの頂点が特定サイズのブラシによって変更される場合)、影響を受ける頂点が少ないため(同じサイズのブラシを使用する)下位のサブディビジョン レベルよりも多くの RAM が必要です。 一般的に、下位のサブディビジョン レベルではサーフェスの大きな領域に影響を与える変更を行います。移動される頂点が少ないため、スカルプトのパフォーマンスが向上します。 |