ペイント レイヤをマージすると、アクティブなペイント チャネルの表示レイヤを 1 つのレイヤに組み合わせることができます。それによってテクスチャ ファイルの数が少なくなり、モデルをペイントする際のテクスチャ メモリが節約されます。
レイヤをマージする場合には、次のことに注意してください。
- 表示レイヤは、別個のレイヤのときと同じ順序でマージされます。
- 異なるイメージ解像度でレイヤをマージする場合には、最も解像度の高いレイヤによってマージ後のレイヤの解像度が決定されます。たとえば、イメージ解像度が 512 x 512、256 x 256、1024 x 1024 である 3 つのレイヤをマージすると、マージ後のレイヤの解像度は
1024 x 1024 になります。
- カラー ビット深度が異なるレイヤをマージすると、ビット深度が最も高いレイヤによって、マージされた結果のレイヤのビット深度が決定されます。
- ペイント レイヤが複数の UV タイル上に存在する場合には、タイルをアンロードしてもそのレイヤがマージされます。
ペイント レイヤをマージするには
- [ペイント レイヤ]ウィンドウで、マージするすべてのレイヤが、アクティブなペイント チャネルに表示されていることを確認します
(マージしないレイヤは一時的に非表示にすることができます。「ペイント レイヤの表示と非表示を切り替える」を参照してください)。
- 他の表示レイヤのマージ対象とするペイント レイヤを選択します。
- ウィンドウ メニュー()をクリックするか、選択したレイヤを右クリックし、次のいずれかの操作を行います。
ヒント: Mudbox で実際にレイヤをマージしなくても、チャネル内のすべてのペイント レイヤのマージされた効果を単一のイメージとしてすばやく書き出すこともできます。「
ペイント レイヤを書き出す」を参照してください。