密なシーンのテクスチャ ジオメトリック要素を Viewer ウィンドウで選択することは、要素が他の要素によって覆い隠されている場合は特に難しく、時間も要する場合があります。カメラ ビューを変更したり、 Navigator ウィンドウを使用して、他の要素の背後にある要素にアクセスし、選択することもできますが、特に大規模なシーンではきわめて非効率的です。
このリリースでは、次の機能によって、覆い隠されたテクスチャ ジオメトリック要素の選択が最適化されています。
MotionBuilder の SDK ヘルプ http://www.autodesk.com/motionbuilder-sdkdoc-2013-enu を参照してください。
次の表では、 Viewer ウィンドウでの覆い隠されたテクスチャ ジオメトリック要素の選択および表示に関係するキーボード ショートカットとユーザ インタフェース(UI)要素について説明します。キーボード ショートカットは、すべての既定のカメラおよびカスタム カメラでサポートされています。
多くのジオメトリック要素が存在する密なシーンがあり、部分的に覆い隠されたバックグラウンドのジオメトリック要素を選択する必要がある場合は、フォアグラウンドの部分的に透明なテクスチャ ジオメトリック要素のアルファ チャネルを使用して、バックグラウンドの要素を選択することができます。それには、Viewer ツールバーの Easy Selection ボタン()を使用するか、キーボード ショートカット([Alt]+[Shift]+[A]キー)を使用します。他のキーボード ショートカットも組み合わせて使用すれば、選択プロセスを迅速化できます。
ハンドヘルド カメラなどの外部デバイスを介し、アルファ チャネルまたはセレクション オーバーライド カラーと透明度を使用して、テクスチャ ジオメトリック要素を選択できます。これにより、アルファ チャネルを使用して選択を行い、使用するカメラを指定することができます。
覆い隠されたジオメトリック要素をアルファ チャネルを使用して選択するのと同じように、フォアグラウンドの部分的に透明なテクスチャ ジオメトリック要素を使用して、バックグラウンドのジオメトリック要素を選択することができます。それには、Viewer ツールバーの Easy Selection ボタン()またはキーボード ショートカット([Alt]+[Shift]+[A]キー)を使用し、テクスチャの透明度しきい値を指定します。
覆い隠されたジオメトリック要素をアルファ チャネルを使用して選択するのと同じように、フォアグラウンドの部分的に透明なテクスチャ ジオメトリック要素を使用して、バックグラウンドのジオメトリック要素を選択することができます。それには、Viewer ツールバーの Easy Selection ボタン()またはキーボード ショートカット([Alt]+[Shift]+[A]キー)を使用し、テクスチャのセレクション オーバーライド カラーを指定します。セレクション オーバーライド カラーの設定では、カラー オーバーライドにテクスチャの拡散チャネルが使用されます。