Python Logger について

 
 
 

Python Logger はカスタマイズ可能なスクリプト デバッガです。Python Logger を使用すると、MotionBuilder の動作を不安定にさせている Python スクリプトを特定することができます。MotionBuilder により実行されたスクリプト行が 1 行ずつログ ファイルに出力されるため、動作が不安定になったときに最後に実行された Python 行を確認できます。

Python Logger にアクセスするには:

  1. MotionBuilder のメニューバーから、Window > Python Editor を選択します。

    Python Editor が表示されます。

  2. Python Editor ツールバーの Python Logger ボタン をクリックします。

    Python Logger

Python Logger が表示され、Python Editor の作業領域に表示されているアクティブなスクリプトがデバッグ対象として選択されます。

次の表は、Python Logger ウィンドウに表示されるボタンの一覧です。

ボタン 説明
Browse デバッグするスクリプトを選択できます(Debugger をクリックすると、現在のスクリプトが自動的に選択されます)。
Log Execution デバッガを使用してスクリプトを実行し、実行したすべてのスクリプト行をログ ファイルに記録します。
Execution log すべてのログを記録するログ ファイルのパス。既定のパスは<MotionBuilder のインストール ディレクトリ>¥bin¥lastexec.log です。
Print Last Exec Line デバッグ スクリプトで実行された最後の行に関する情報をコンソールに出力します。
Print last exec log ログ ファイル全体をコンソールに出力します。このファイルには、プログラムのフローに関する情報(どの行が実行されたか、どのパラメータが関数呼び出しに渡されたか)が含まれています。