Actor Face をモーション キャプチャ データに接続する

フェーシャル モーション キャプチャ データを読み込みして、シーンに Actor Face を追加したら、モーション データを設定して Actor Face を制御できます。

Actor Face をモーション キャプチャ データに接続するには:

1. シーンに Null をドラッグし、フェースの参照オブジェクトとして設定します。

   詳細は、「フェース リファレンスを作成する」を参照してください。

2. フェーシャル マーカ セットを作成します。

   詳細は、「フェーシャル マーカ セットを作成する 」を参照してください。

3. MoCap ペインの Regions 領域で Find ボタンをクリックします。フェースは休止ポーズで Z 軸を向いている必要があることを伝えるダイアログ ボックスが表示されるので、OK をクリックします。
   

   フェーシャル領域の定義 A. Find をクリック B. Ok をクリック

   MotionBuilder によって、フェーシャル マーカーの動きのゾーンが自動的に定義されます。

   口、目、眉用に特定のゾーンを定義するバウンディング ボックスを使用すると、グローバルな動きをスケールできます。たとえば、口のバウンディング ボックスのサイズを大きくすると、動きの範囲が狭まります。

   ヒント: Viewer ウィンドウでバウンディング ボックスを表示するには、Regions 領域で Display をオンにします。
4. モーション データが中間的なポーズの状態で、Rest Pose 領域の Snap をクリックします。
   

   Actor Face 設定 A. Snap オプション

5. 表示されるダイアログ ボックスで OK をクリックします。
   

   Facial Tool ダイアログ ボックス

   フェースの開始ポーズが設定され、マッピングが有効になります。Active オプションは自動的に有効になり、Regions 領域と Rest Pose 領域の他のオプションは無効になります。マッピングを変更するには、Active オプションを無効にする必要があります。

6. Channels ペインに切り替えて、Use MoCap オプションが有効であることを確認します。
   

   Channels ペインの Use MoCap オプションが有効になっています。

   これで、モーション キャプチャ ソースはチャネルを制御できるようになります。アニメーションを再生すると、チャネル スライダが動き、アクティブな値が示されます。Preview ペインには、モーション キャプチャ データの効果が表示されます。

   以上の手順を完了したら、Actor Face の設定を続けて、Character Face を制御できます。

   「フェーシャル モーション キャプチャ ワークフロー」を参照してください。

   注: 新しいテイクを作成し、モーション データの光学式ルートを選択して、File > Import から別ファイルをロードすることで、複数のモーション ファイルをさまざまなテイクに使用できます。