さまざまなエフェクトを提供し、多くの目的で使用される多数のシェーダ タイプがあります。これと同様に、シェーダの分類方法もたくさんあります。
シェーダは、カートゥーン(漫画)、反射、環境エフェクトを提供できます。
大部分のシェーダはモデルをよりリアルに見せますが、Cartoon-style シェーダはキャラクタの見た目をカートゥーン(漫画)のようにします。
次の図では、カラーの奥行を平坦にし、形に輪郭をつけるシェーダがキャラクタに適用されています。これにより 3D モデルであるにも関わらず、2 次元のセル画のように見えます。
漫画のような見た目 A. シェーダを使用しない場合 B. Cartoon シェーダを使用した場合
3D モデルに適用されるテクスチャとマテリアルは、ガラス、クローム、鏡を表すのに必要なシャープな反射エフェクトは提供できません。これらのエフェクトには、反射シェーダを使用します。
反射シェーダのサンプル
反射シェーダは、オブジェクトがその周りにある世界を反射するようにしますが、このシェーダのエフェクトは、鏡を作成するだけにはとどまりません。透明度と組み合わせて輝くガラスのような外観を作成したり、暗いマテリアルと組み合わせてブラシ掛けされたスチールのような外観を作成したりすることができます。
シーンのアニメーションを正確に反射するライブ反射や、その周りのアニメーションには反応しないスタティックな反射を作成するためのマップ シェーダを使用することができます。
シェーダを使用して、雲、火、霧、雨などの環境エフェクトを作成することができます。
環境プリセット A. Rain B. Snow C. Fireball D.Cloud
シェーダをオブジェクトに適用して、火、霧、雪、雨などの環境エフェクトを作成することができます。シェーダは環境エフェクトを作成するためのものなので、環境エフェクトを発生させる領域を定義する立方体などの単純なオブジェクトに適用します。シェーダをオブジェクトに追加するのではなく、オブジェクトをシェーダと置き換え、モデルが非表示になって、シェーダのエフェクトだけが表示されるようにします。
ライティングだけでは雰囲気は伝えられませんが、オブジェクトがどのようにライトに反応するかで伝えられます。シーンにある平面やオブジェクトにリアルなシャドウやライティングを作成するには、シェーダを使用します。
ゴーストやシルエットのエフェクトの微妙な違いを表すには、シャドウの強度を調整します。
シャドウ シェーダのサンプル
シェーダを使用して、オリジナルがスムーズでも、モデルがデプスと質感を持っていることを暗示するサーフェス エフェクトをオブジェクト上に作成することができます。これらのエフェクトでは、さらにデプスやディテールが生み出されます。
Faceted シェーダや Wireframe シェーダなど、一部のサーフェス エフェクト シェーダは、モデルの構築から派生したものですが、Bump Map などその他のシェーダでは、単純なジオメトリの上に凹凸の外観を作成することができます。
サーフェス エフェクト A. Bump map (バンプマップ)B. Wireframe (ワイヤフレーム)C. Faceted (ファセット)