Python Logger を使用する

 
 
 

Python Logger は、スクリプトの実行時に各スクリプト行に関する情報をログ ファイルに出力します。スクリプトが原因で MotionBuilder の動作が不安定になった場合、このログ ファイルを見ればクラッシュが記録される直前のコード行を特定できます。ログ ファイルには、Python Editor からアクセスすることも、ファイル システムから直接アクセスすることもできます。

実行された Python スクリプトを記録するためのログ ファイルを作成するには:

  1. Python Editor で問題のあるスクリプトを開きます。
  2. Python Editor ツールバーの Python Logger ボタン をクリックします。

    Python Logger が起動し、現在のスクリプトが表示されます。

  3. 別のスクリプトを検証したい場合は、Browse をクリックしてファイルを指定します。
  4. Log Execution をクリックしてスクリプトを実行します。

    既定では Python Logger はオフになっているため、ログの書き込みは行われません。

  5. ログの書き込みが自動的に開始されるようにするには、F7 キーを押します。

    MotionBuilder の動作が不安定になったときは、MotionBuilder を再起動してから Python Editor を開き、Python Logger を表示します。

  6. 次のいずれかを実行します。
    • Print last exec line ボタンまたは Print exec log ボタンをクリックします。

      ログが MotionBuilder のインストール ディレクトリ]¥bin¥lastexec.log に書き込まれます。

    • Browse をクリックしてカスタムのログ ファイルを指定します。

      ロガーのスクリプトは mbdebugger.py として実装されています。