Templates ディレクトリには、MotionBuilder のプロジェクトで作業する際に役立つアセットおよびツールが数多く含まれます。たとえば、Templates フォルダ内の Characters フォルダには Character アセットが含まれます。これは、キャラクタ モデルをモーション データのソースに接続する際に役立つテンプレートです。
Characters フォルダには、Actor、Actor face、Character、および Character face テンプレートがあり、これらは キャラクタ モデルおよびキャラクタのヘッド モデルを使用して作業するときに使用します。これらのトピックの詳細は、「Actor アセット」、「Actor Face アセット」、「キャラクタ アセット」、および「キャラクタ フェース設定」を参照してください。
Commands フォルダにはコマンド アセットがあります。コマンド アセットを Story ウィンドウにドラッグすると、コマンド クリップが挿入されます。このコマンド クリップを使って、Story ウィンドウでアニメーションを作成できます。詳細については、「コマンド クリップを作成する」を参照してください。
Constraints フォルダには、オブジェクト間の関係の作成に使用できるコンストレインがあります。コンストレインを使用すると、キャラクタにオブジェクトを持ち上げさせたり、カメラをキャラクタに追従させたり、互いの関係において他のオブジェクトを操作したり、キーボードやマウスを使用してイベントをトリガしたりすることができます。詳細については、「コンストレインを使用してアニメートする」を参照してください。
Decks フォルダでは、Deck アセットを割り当てて、MotionBuilder での VTR (Video Tape Recorder)による録画や再生の制御、モニタ、同期を行うことができます。詳細については、「Decks」を参照してください。
Devices フォルダにはデバイス アセットがあります。デバイスとは、特別なソフトウェア コンポーネント(ボイス デバイスまたはサウンド デバイスなど)またはシリアル、ethernet、その他の接続を用いてコンピュータに接続されたハードウェアの 1 つ 1 つ(ジョイスティック、マウス、キーボード)を指します。詳細については、「MotionBuilder デバイス」を参照してください。
Elements フォルダには MotionBuilder で作業するためのエレメントがあります。各アセットおよびその機能については、「アセットのタイプ」を参照してください。
また、Elements フォルダには Primitives フォルダもあります。Primitives には、MotionBuilder でのオブジェクト構築に使用できる基本的なビルディング ブロックがあります。
Physical Properties には、ジョイント、ラグドールおよびリジッド ボディの物理ソルバ アセットがあります。これを使用すると、Solvers フォルダ内のアセットによって作成された衝突の動作をコントロールできます。これらのアセットを使用して、キーフレーム アニメーションを作成できます。
Physical Properties フォルダには PhysX フォルダもあります。Cloth、Fluid、Softbody アセットは、コンピュータのグラフィックス カードが PhysX をサポートしている場合に利用できます。ただし、これらのアセットを使ってキーフレームを生成することはできません。
詳細については、「物理プロパティを使用してアニメートする」を参照してください。
マテリアル、テクスチャ、シェーダのアセットは、Shading Elements フォルダにまとめられています。Shading Elements フォルダには、マテリアル アセットに加えて、マテリアルと組み合わせて使用するテクスチャ アセットとレイヤ構造のテクスチャ アセットがあります。
Shading Elements フォルダの Global Lighting Texture フォルダには、シェーダと組み合わせて使用するさまざまなテクスチャ アセットとレイヤ構造のテクスチャ アセットがあります。
Shading Elements フォルダの Shaders フォルダには、システム上に作成されたカスタム シェーダを含むすべてのシェーダが格納されています。
詳細については、「マテリアル」、「テクスチャ」、および「サーフェス エフェクト」を参照してください。
Solvers フォルダにはソルバ アセットがあります。ソルバを使用すると、衝突エフェクトを作成して、その結果をリンクされたモデルに適用できます。詳細については、「ソルバ」を参照してください。