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サブディビジョン プロキシ(Subdiv Proxy)は、選択されたポリゴン メッシュをポリゴンを追加することによってスムーズし、スムーズされていないオリジナルのメッシュをプロキシとして維持します。プロキシのシェイプまたはトポロジを変更するとスムーズ メッシュが更新されるよう、プロキシとスムーズ メッシュの間にノード 接続が作成されます。

サブディビジョン プロキシ(Subdiv Proxy)は、スムーズ メッシュの外観を確認しながら、粗いポリゴン モデル(注意を払うべきコンポーネント数の少ないモデル)をシェイプ変更したりアニメートしたりするのに便利です。

関連項目

サブディビジョン プロキシ(Sudiv Proxy)のホットキー

+ `(日本語キーボードの場合は ~)

プロキシ メッシュまたはスムーズ メッシュの表示のオン/オフを切り替えます。

+ `

プロキシ メッシュとスムーズ メッシュの両方を表示します。

+ `

プロキシ > サブディビジョン プロキシ(Proxy > Subdiv Proxy)

+ + `

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Page Up

スムーズ メッシュの密度を上げます。

Page Down

スムーズ メッシュの密度を下げます。

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スムーズ メッシュ プレビューの継承(Inherit Smooth Mesh Preview)

メッシュをスムーズ メッシュ プレビュー(Smooth Mesh Preview)表示モードからサブディビジョン プロキシに変換して、現在のスムーズ メッシュ プレビュー(Smooth Mesh Preview)設定を保持する場合に、この設定をオンにします。たとえば、スムーズ バージョンのオブジェクトをレンダーまたはアニメートする場合があります。

指数関数(Exponential)スムージング コントロール

指数関数(Exponential)スムージング コントロール(Exponential Smoothing Controls)の詳細については、メッシュ > スムーズ(Mesh > Smooth)を参照してください。

リニア(Linear)スムージング コントロール(Linear Smoothing Controls)

リニア(Linear)スムージング コントロール(Linear Smoothing Controls)の詳細については、メッシュ > スムーズ(Mesh > Smooth)を参照してください。

セットアップ(Setup)

ミラー動作(Mirror Behavior)

スムーズ メッシュとプロキシ メッシュをどのようにミラーリングして配置するかを制御します。

なし(None)

スムーズ メッシュはプロキシ メッシュの中に作成されます。

フル(Full)

スムーズ メッシュはプロキシ メッシュの中に作成され、両方ともミラー方向(Mirror Direction)に基づいてミラーリングされます。

一方のプロキシ メッシュに適用した調整はもう一方のプロキシ メッシュに自動的にミラーリングされるため、対称的なモデリングを簡単に行うことができます。

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スムーズ メッシュは、ミラー方向(Mirror Direction)に基づいて、ポリゴン メッシュに隣接する場所に作成されます。プロキシ メッシュを変更すると、その結果がスムーズ メッシュにすぐに反映されます。

注:ミラーリングは、通常は、オブジェクトをアニメートするために使用するのではなく、モデリングするために使用します。アニメートのために使用すると、そのオブジェクトのアニメーションは対称形になります。

ミラーリングを使ってオブジェクトをモデリングしたら、プロキシ > サブディビジョン プロキシ ミラーの除去(Proxy > Remove Subdiv Proxy Mirror)を使用してスムーズ メッシュを除去します。次に、ミラー動作(Mirror Behavior)なし(None)に設定して、アニメート用の新しいサブディビジョン プロキシを作成します。

注:ミラーしたサブディビジョン プロキシをオブジェクト空間モードで修正する場合、マニピュレータをある方向にドラッグすると、プロキシはそれと反対の方向に修正されます。

ミラーしたサブディビジョン プロキシを ワールド空間モードで修正する場合、マニピュレータをある方向にドラッグすると、プロキシはそれと同じ方向に修正されます。

オリジナルのサブディビジョン プロキシをオブジェクトまたはワールド空間モードで修正する場合、マニピュレータをある方向にドラッグすると、プロキシはそれと同じ方向に修正されます。

注:

ミラーリングは、ワールド軸の方向にだけ機能します。任意に回転したオブジェクトをミラーリングすると、予期しない結果になることがあります。一部のジオメトリがオーバーラップすることがあります。

ミラー方向(Mirror Direction)

選択したメッシュがミラーリングされる方向。つまり、正または負の X、Y、Z です。

サブディビジョン プロキシ(Subdiv Proxy)は、ミラー方向(Mirror Direction)のバウンディング ボックスの範囲でプロキシ メッシュをミラーします。

頂点のマージ許容値(Merge Vertex Tolerance)

オリジナルのメッシュの頂点とそれに対応するミラーリングした頂点の間の距離が頂点のマージ許容値(Merge Vertex Tolerance)よりも短い場合には、1 つの頂点にマージされます。

トランスフォーム ノードの共有(Share Transform Node)

プロキシ メッシュをトランスフォームするときにスムーズ メッシュをトランスフォームするかどうかを制御します。

たとえば、プロキシ メッシュとスムーズ メッシュが一緒に変換されないようにして、プロキシ メッシュを調整したときにその効果がスムーズ メッシュを見ればすぐにわかるようにしたいことがあります。この場合は、トランスフォーム ノードの共有(Share Transform Node)をオフにします。

また、プロキシ メッシュとスムーズ メッシュを常に同じ状態にしておきたいことがあります。この場合は、トランスフォーム ノードの共有(Share Transform Node)をオンにします。

オン(On)

プロキシ メッシュをトランスフォームしたときに、スムーズ メッシュもトランスフォームされます。

オフ(Off)

プロキシ メッシュをトランスフォームしたときに、スムーズ メッシュはトランスフォームされません。

ヒント:サブディビジョン プロキシを操作する場合、ヒストリに影響するノードに追加の修正を実行していなければ、低解像度のメッシュを保存し、それをインタラクティブな高速再生で使用することができます。

トランスフォーム ノードの共有(Share Transform Node)をオフにして、プロキシ > サブディビジョン プロキシ(Proxy > Subdiv Proxy)を使用します。プロキシ メッシュをスケルトンにバインドして、ホットキー Ctrl + ` (1 キーの横にある左側の開く引用符)を使用してスムーズ メッシュを非表示にします。低解像度のメッシュを使用すると、高速でインタラクティブな再生を行うことができます。

レンダリングなどのためにスムーズ メッシュを表示するには、Ctrl + ` ホットキーをもう一度押します (プロキシ メッシュをレンダーしない場合は、サブディビジョン プロキシのレンダリング可能性(Subdiv Proxy Renderable)オプションをオフにします)。

注:

トランスフォーム ノードの共有(Share Transform Node)をオンにしてサブディビジョン プロキシを作成してから、そのプロキシ メッシュのヒストリを削除すると、プロキシ メッシュとスムーズ メッシュは 1 つのオブジェクトとして表示されます。これは、プロキシ メッシュとスムース メッシュが移動(Transform)ノードを共有しているためです。(いずれか一方を削除する場合などに)プロキシ メッシュまたはスムーズ メッシュのいずれかを選択するには、キーを押してから、キーまたはキーのいずれかを押します。

表示設定(Display Settings)

サブディビジョン プロキシ シェーダ(Subdiv Proxy Shader)

目的の動作に最も合うようにプロキシ メッシュのマテリアルの外観を制御します。

  • 透明(Transparent): 部分的に透明な新規 Lambert マテリアルをプロキシ メッシュに割り当てます。これにより、プロキシの下のスムーズ メッシュを確認できるようになります。
  • 除去(Remove): プロキシ メッシュとそのマテリアルとの間の接続を削除します。
  • 維持(Keep): プロキシ メッシュとそのマテリアルとの間のオリジナルの接続を維持します。維持を選択すると、プロキシ メッシュとスムーズ メッシュは横に並べて移動することが必要になります。
    サブディビジョン プロキシの透明度(Subdiv Proxy Transparency)

    プロキシ メッシュ マテリアルの透明度(Transparency)アトリビュートを設定します。このマテリアルは、サブディビジョン プロキシ操作で作成されます。

    サブディビジョン プロキシのレンダリング可能性(Subdiv Proxy Renderable)

    プロキシ メッシュをレンダーするか(オン)、またはレンダーしないか(オフ)を制御します。

    サブディビジョン プロキシをレイヤに(Subdiv Proxy In Layer)

    オンにすると、新しいレイヤにプロキシ メッシュが追加され、プロキシ メッシュの可視性を制御できるようになります。オフにすると、レイヤは作成されません。たとえば、すでに別のレイヤにあるオブジェクトの場合、このオプションをオフにしてプロキシ メッシュが 1 つのレイヤだけに属するようにすると良いでしょう。

    スムーズ メッシュをレイヤに(Smooth Mesh In Layer)

    レイヤ エディタ(Layer Editor)のレイヤにスムーズ メッシュを追加できるようにします。

    スムーズ レイヤの表示(Smooth Layer Display)

    スムーズ メッシュ レイヤの既定の状態を設定します。これらのオプションは、スムーズ メッシュをレイヤに(Smooth Mesh in Layer)オプションがオンの場合にのみ使用できます。

    法線(Normal)

    通常の表示状態では、スムーズ メッシュは完全に可視にされ、選択が可能です。

    テンプレート(Template)

    テンプレートの表示では、スムーズ メッシュはテンプレートとしてのみ表示され、オブジェクトとしては選択できません。

    リファレンス(Reference)

    リファレンス(Reference)の表示状態では、スムーズ メッシュの直接編集が制限されます。これが既定の設定 です。

    注:

    メッシュ > スムーズ(Mesh > Smooth)プロキシ > サブディビジョン プロキシ(Proxy > Subdiv Proxy)では、出力されるポリゴン頂点順序が異なります。同一のトポロジが必要な操作を実行する必要がある場合(たとえば、ブレンド シェイプ(Blend Shape)の使用時)は、予期せぬ結果が生じるのを防ぐため、同じスムージング ツールを使用してポリゴン メッシュをスムーズしてください。