ペイント エフェクト(Paint Effects)のストロークをパーティクルにインスタンス化されたオブジェクトとして使用できます。下のイメージは、パーティクルにインスタンス化したペイント エフェクト(Paint Effects)のストロークを使用して作成したものです。
シーンでのペイントについては、「3D でのさまざまなペイント方法」を参照してください。インスタンス化については、本書の「ジオメトリをパーティクルにインスタンス化」を参照してください。
オブジェクトをパーティクルにインスタンス化した場合、そのオブジェクトのローカル原点は、パーティクルにインスタンス化されます。球や立方体の場合、ローカル原点はオブジェクトの中心です。
しかし、ペイント エフェクトのストロークで構成されている NURBS カーブの場合は、ローカル原点は、NURBS カーブのジオメトリには直接関係しません。カーブを実際に描画して位置がどこであっても、その原点はワールド原点にあります。たとえば、ワークスペース内の位置 5,0,5 に短いストロークを描画して花を 1 つ作成し、それをパーティクル オブジェクトにインスタンス化した場合、花はパーティクルから 5,0,5 離れた位置にオフセットされます。
ペイント エフェクト(Paint Effects)ジオメトリをパーティクル上の中心に設定する場合は、いくつかの方法があります。一番簡単な方法は、カーブを原点から開始することです。残念なことに、これを通常のペイント エフェクト(Paint Effects) モードで行うのは困難です。なぜなら、グリッド スナッピングを使用して CV を配置するのではなく、カーブを描画するからです。次の手順をお勧めします。
インスタンス化されたストロークをパーティクル上の中心に設定するには(方法その 1)
インスタンス化された階層構造の最上位の移動と回転は無視されるので、トランスフォーム ノードではなく CV を移動します。