nParticle を使用してフォース フィールドを生成する

 
 
 

nParticle オブジェクトからフォース フィールドを生成し、nCloth オブジェクトや他の nParticle オブジェクトを nParticle から押し出したり、nParticle に引き寄せたりすることができます。正のポイント フィールド マグニチュード(Point Field Magnitude)値は nucleus オブジェクトを押し出すフォースを、一方、負のポイント フィールド マグニチュード(Point Field Magnitude)値は nParticle オブジェクトにオブジェクトを引き寄せるフォースを生成します。フォース フィールドのアクティブ領域または範囲は、ポイント フィールド距離(Point Field Distance)アトリビュートにより定義されます。ポイント フィールド距離(Point Field Distance)により定義される領域に沿ってポイント フィールド マグニチュード(Point Field Magnitude)が分散する方法をコントロールするには、ポイント フィールド スケール(Point Field Scale)ランプを使用します。

また、nParticle オブジェクトはセルフ アトラクト(Self Attract)フォースを生成することもできます。セルフ アトラクト(Self Attract)を調節することにより、nParticle オブジェクトの個々のパーティクルが互いに引き付けあう、または反発しあうようにすることができます。

nParticle オブジェクトに対するフォース フィールドを生成するには

  1. フォース フィールドを生成する nParticle オブジェクトを選択します。
  2. アトリビュート エディタ(Attribute Editor)で、nParticle オブジェクトの nParticleShape タブを選択します。
  3. ポイント フィールドの生成(Point Field Generation)セクションのポイント フォース フィールド(Point Force Field)リストから次の 1 つを選択して、フォース フィールドをオンにします。
    • 厚みに相対(ThicknessRelative)。nParticle オブジェクトの半径に相対的にポイント フォース フィールド(Point Force Field)を生成します。詳細については、半径(Radius)を参照してください。
    • ワールド空間(World Space)。ワールド空間に相対的にポイント フォース フィールド(Point Force Field)を生成します。
  4. ポイント フォース フィールド(Point Force Field)の強さを調整するには、ポイント フィールド マグニチュード(Point Field Magnitude)を増減させます。
  5. ポイント フィールド距離(Point Field Distance)を調整して、フォース フィールドがアクティブになっている nParticle の中心からの距離を指定します。

    ポイント フィールド距離(Point Field Distance)により指定された領域内にある nucleus オブジェクトは、この nParticle のポイント フォース フィールド(Point Force Field)による影響を受けます。

ポイント フィールド スケール(Point Field Scale)ランプを使用したポイント フォース フィールド(Point Force Field)のコントロール

nParticle オブジェクトのポイント フォース フィールド(Point Force Field)にさらにコントロールを追加するには、ポイント フィールド スケール(Point Field Scale)ランプを使用します。たとえば、ポイント フィールド距離(Point Field Distance)により定義された領域に沿ってポイント フィールド マグニチュード(Point Field Magnitude)を変化させるポイント フィールド スケール(Point Field Scale)カーブを定義できます。

nParticle アトリビュート ランプの詳細については、nParticle 内部ランプとパーティクル単位のアトリビュートを参照してください。

ポイント フィールド スケール(Point Field Scale)ランプを使用してポイント フォース フィールド(Point Force Field)をコントロールするには

  1. ポイント フォース フィールドを生成する nParticle オブジェクトを選択し、アトリビュート エディタ(Attribute Editor)でオブジェクトのポイント フォース フィールド(Point Force Field)アトリビュートを調整します。
  2. アトリビュート エディタ(Attribute Editor)ポイント フィールド スケール(Point Field Scale)セクションで、次の手順を実行して、ランプ オプションを設定します。
    • 選択した位置(Selected Position)選択した値(Selected Value)の値を設定してポイント フィールド スケール(Point Field Scale)カーブを作成します。詳細については、nParticle 内部ランプを設定するを参照してください。
    • 補間(Interpolation)方法を設定して、ポイント フィールド マグニチュード(Point Field Magnitude)がランプ上でどのようにブレンドされるかを決定します。詳細については、補間(Interpolation)を参照してください。
    • ポイント フィールド スケール(Point Field Scale)ランプの入力アトリビュートとして使用するアトリビュートを決定するには、ポイント フィールド スケールの入力(Point Field Scale Input)を設定します。
    • ポイント フィールド スケール(Point Field Scale)ランプの範囲を定義するには、入力最大値(Input Max)を設定します。詳細については、入力最大値(Input Max)を参照してください。

ポイント フィールド ドロップオフ(Point Field Dropoff)の設定

ポイント フィールド マグニチュード(Point Field Magnitude)が nParticle の中心とポイント フィールド距離(Point Field Distance)で定義される領域のエッジをドロップオフする量を指定するには、ポイント フィールド ドロップオフ(Point Field Dropoff)ランプを使用します。

nParticle アトリビュート ランプの詳細については、nParticle アトリビュート ランプを設定するにはを参照してください。

ポイント フィールド ドロップオフ(Point Field Dropoff)を設定するには

  1. ポイント フォース フィールドを生成する nParticle オブジェクトを選択し、アトリビュート エディタ(Attribute Editor)でオブジェクトのポイント フォース フィールド(Point Force Field)ポイント フィールド スケール(Point Field Scale)アトリビュートを調整します。
  2. アトリビュート エディタ(Attribute Editor)ポイント フィールド ドロップオフ(Point Field Dropoff)セクションで、次の手順を実行して、ランプ オプションを設定します。
    • 選択した位置(Selected Position)選択した値(Selected Value)の値を設定してポイント フィールド カーブ(Point Field Curve)カーブを作成します。詳細については、nParticle 内部ランプを設定するを参照してください。
    • 補間(Interpolation)方法を設定して、ポイント フィールド ドロップオフ(Point Field Dropoff)がランプ上でどのようにブレンドされるかを決定します。詳細については、補間(Interpolation)を参照してください。