リジッド セット プロパティ

 
 
 

次に、リジッド セット プロパティの設定を示します。この設定には、オブジェクトを選択した状態でアトリビュート エディタ(Attribute Editor)を開く方法でしかアクセスできません。

オプションの設定(Set Options)

既定のコンポーネント カラー オーバーライド(Override Default Component Color)
リジッド セット用に別のカラー プリセットを使用するには、既定のコンポーネント カラー オーバーライド(Override Default Component Color)をアクティブにします。
コンポーネント カラー(Component Color)
コンポーネント カラー(Component Color)インデックスを有効にするには、既定のコンポーネント カラー オーバーライド(Override Default Component Color)オプションをアクティブにします。これにより、8 種類の色から選択できます。

ノードの動作(Node Behavior)

キャッシング(Caching)
Maya が入力ノードの評価結果を蓄積し、その結果をノードに供給するように設定します。これによって、ノードが結果を必要とするたびに Maya が入力ノードの再評価をする必要がなくなります。入力ノードに変化がない場合は、この設定によって結果の劣化を伴わず、表示のパフォーマンスを向上させることができます。しかし、キャッシングは他の用途より多くのメモリを使用する場合があるため、かえってパフォーマンスが低下することがあります。また、入力ノードに変化があった場合は、多くのメモリが割り当てられたり解放されたりすることがあるため、かえって表示パフォーマンスが低下する可能性もあります。
ノード状態(Node State)
ノード状態を次のように設定できます。
状態 動作
通常(Normal)

コンストレイントを評価し、表示するように指定します。Maya はノードを通常通りに評価します。これが既定の設定です。

エフェクトなし(HasNoEffect)

コンストレイントを無効にし、オブジェクトの表示のみを指定します。ノードのヒストリ内にあるノードは評価されますが、ノード自体は評価されません。

ブロッキング(Blocking)

コンストレイントを無効にし、オブジェクトの表示も行わないように指定します。ブロッキングが指定されたノードに対して、入力ノードの評価結果は報告されません。

待機 - 通常(Waiting-Normal)

(Maya 内部使用のみ)ディペンデンシー グラフの評価(Dependency Graph Evaluation)のリフレッシュのパフォーマンス設定(ウィンドウ > 設定/プリファレンス > パフォーマンス設定(Window > Settings/Preferences > Performance Settings))が要求(Demand)またはリリース(Release)に設定されている場合、更新(Update)をクリックするか、マウス ボタンから指を離したときにノードが通常(Normal)状態になります。

待機 - エフェクトなし(Waiting-HasNoEffect)

(Maya 内部使用のみ)ディペンデンシー グラフの評価(Dependency Graph Evaluation)のリフレッシュのパフォーマンス設定が要求(Demand)またはリリース(Release)に設定されている場合、更新(Update)をクリックするか、マウス ボタンから指を離したときにノードがエフェクトなし(HasNoEffect)状態になります。

待機 - ブロッキング(Waiting-Blocking)

(Maya 内部使用のみ)ディペンデンシー グラフの評価(Dependency Graph Evaluation)のリフレッシュのパフォーマンス設定が要求(Demand)またはリリース(Release)に設定されている場合、更新(Update)をクリックするか、マウス ボタンから指を離したときにノードがブロッキング(Blocking)状態になります。