グルームのベイク処理(Groom Bake) モディファイアを使用すると、1 つのモディファイアまたはモディファイア チェーンから出力される情報を XPD キャッシュ ファイルに保存することができます。グルームのベイク処理(Groom Bake)モディファイアがこのデータへのポインタとなり、他のモディファイアがこれを使用します。このようにして XGen は、他のモディファイア(Modifiers)のためにデータを処理するのではなく、ディスクからデータを読み込みます。モディファイア チェーンの中でアクティブの場合は、グルームのベイク処理(Groom Bake)により、チェーンの中のそれより下のモディファイアがすべて非アクティブになります。プレビューやレンダリングでは、このようなモディファイアからデータを計算するのではなく、プリミティブ ジェネレータがグルームのベイク処理(Groom Bake)モディファイアによって作成された XPD ファイルを読み込みます。チェーンの中のグルームのベイク処理(Groom Bake)より後にあるモディファイア(Modifiers)は非アクティブにならないため、XPD ファイルからデータを読み込みます。グルームのベイク処理(Groom Bake)モディファイアを使用すると、レンダー時間が改善されます。特に、ディスクリプションに多くのモディファイアが使用されている場合はその効果があります。ディスクリプションに追加できるグルームのベイク処理(Groom Bake)モディファイアのインスタンスは 1 つだけです。
以下の状況で、モディファイア チェーンでグルームのベイク処理(Groom Bake) モディファイアを配置してください。
次のようなディスクリプションに対しては、グルームのベイク処理(Groom Bake)モディファイヤの使用を避けてください。
どちらの場合も、処理後の XPD ファイルが大規模になり、ロードに時間がかかります。