レンダーするアセンブリ リプリゼンテーションを指定する

カスタム シーン アセンブリ レンダー設定を使用して、リプリゼンテーションの名前(Name)、ラベル(Label)、タイプ(Type)を基にしてどのリプリゼンテーションをレンダーするかを指定することができます。

シーン アセンブリ(Scene Assembly)カスタム(Custom)レンダー設定を使用すると、レイアウトまたはライティング用に軽量なシーン アセットを使用し、レンダー時にはこれらのアセットの高解像度シーン リプリゼンテーションをアクティブにすることができます。たとえば、アセンブリ リファレンス ノードとアクティブ リプリゼンテーションとして設定されたオブジェクトのキャッシュ リプリゼンテーションが含まれているシーンを開き、オブジェクトのシーン リプリゼンテーションをバッチ レンダーすることができます。このワークフローは、ジオメトリの高解像度バージョンをレンダーしながら、シーン オブジェクトの軽量化されたリプリゼンテーションをロードおよび表示できるようにすることでシーンのロード時間を節約することができます。

リプリゼンテーションのレンダー(Render representation)リストからカスタム(Custom)を選択すると、レンダー設定(Render Settings)ウィンドウにリプリゼンテーション名(Representation Name)、リプリゼンテーション ラベル(Representation Label)、リプリゼンテーション タイプ(Representation Type)のフィールドが表示されます。これらのフィールドに文字列値を入力して、Maya がレンダー時にリプリゼンテーションを検索、アクティブ化、レンダーするために使用するフィルタを作成することができます。

レンダー時には、Maya は指定された名前(Name)、ラベル(Label)、またはタイプ(Type)の検索基準に一致するリプリゼンテーションを見つけるために、アセンブリ階層の最上位のアセンブリ リファレンス ノードから開始して個々のアセンブリ リファレンスを検索します。一致するリプリゼンテーションが見つかった場合は、アクティブになります。Maya は次に前のアクティベーションによってシーン内にロードされたアセンブリ リファレンスを検索します。「シーン アセンブリ(Scene Assembly)のカスタム(Custom)レンダー設定例」を参照してください。

フィルタをより具体的にするには、複数のフィールドにテキストを入力します。たとえば、リプリゼンテーション名(Representation Name)とリプリゼンテーション タイプ(Representation Type)を使用するフィルタを作成すると、指定された名前(Name)を持つ指定されたタイプ(Type)のリプリゼンテーションを検索します。

「レンダーするリプリゼンテーションを指定するフィルタを作成する」を参照してください。

リプリゼンテーションを指定するフィルタを正規表現を使用して作成することもできます。「正規表現を使用してレンダーするリプリゼンテーションを指定する」を参照してください。