ビュー プレーンにペイントする

 
 
 

ビュー プレーンは、カメラ ビューに正規直交する平面です。ビュー プレーン上でのペイントは、カメラと平行な位置で固定されたガラス板の上でのペイントと考えることができます。ビューを変更(たとえばタンブル)すると、ガラス板がカメラに伴って動くように、ビュー プレーンが更新されます。

ビュー プレーン上でのペイントを行えるのは、シーン ペインティング ビュー内に限られています。シーン ビュー内では行えません。シーン ペインティング ビュー内でビュー プレーンにストロークをペイントすると、個々のストロークがビュー プレーン上にレンダーされます。ただし、ワイヤフレーム表示では、XY プレーン上でワールド空間の 0~1 の座標(原点の近く)に各ストロークが表示されます。したがって、ワイヤフレーム表示では、原点の近くの領域に各ストロークが重なり合うように見えますが、ビュー プレーン上でレンダーされるストロークは実際にペイントした位置に表示されます。

注:

シーン ビューで、ビュー プレーンにペイントすると、予想通りの結果は得られません。ビュー プレーンへのペイントには、代わりに、ペイント エフェクト(Paint Effects)パネルを使用してください。

ビュー プレーンにペイントするには

  1. ペイント エフェクト > ビュー プレーンにペイント(Paint Effects > Paint on View Plane)を選択します。
  2. ペイント エフェクト(Paint Effects)パネル(パネル > パネル > ペイント エフェクト(Panels > Panel > Paint Effects))を開き、シーン ペインティング ビュー(ペイント > シーンのペイント(Paint > Paint Scene))に切り替えます。
    ヒント:ワークスペースでペイント エフェクト(Paint Effects) パネルを開くには、ショートカットとしてホットキー 8 を押す方法もあります。ペイントエフェクト(Paint Effects)のホットキーの詳細については、既定のペイント エフェクト(Paint Effects) ホットキーを使用するを参照してください。

    ウィンドウ > ペイント エフェクト(Window > Paint Effects)を選択すると、ペイント エフェクト(Paint Effects)パネルを別のウィンドウに開くことができます。

  3. バイザー(Visor)(ペイント エフェクト > ブラシを取得(Paint Effects > Get Brush))、またはシェルフで、ペイントに使用するプリセット ブラシをクリックします。
  4. 必要な場合、ストローク設定を修正します(ペイント エフェクト > ペイント エフェクト ツール(Paint Effects > Paint Effects Tool) > )。ストローク設定の変更方法について、ストロークの既定の設定を定義するを参照してください。
  5. 必要に応じてブラシ アトリビュートを変更します(ペイント エフェクト > テンプレート ブラシの設定(Paint Effects > Template Brush Settings)を選択するか、Ctrl + b キー(Linux と Windows)または control + b キー(Mac OS X)を押します)。テンプレートブラシの設定の変更方法については、テンプレート ブラシの設定を定義するを参照してください。
    ヒント:

    ブラシのグローバル スケール(Global Scale)アトリビュート(既定のホットキー b: ModifyUpperRadiusPress の設定)、ブラシの幅(Brush Width)アトリビュート(ModifyLowerRadiusPress の設定)、サーフェスからストロークまでのオフセット値を制御するストローク オフセット(Stroke Offset)アトリビュート(既定のホットキー m: ModifyDisplacementPress の設定)をホットキー エディタ(Hotkey Editor)ブラシ ツール(Brush Tools)で設定すれば、3D シーン内でインタラクティブに変更することができます。ペイント エフェクト(Paint Effects)のホットキーの詳細については、既定のペイント エフェクト(Paint Effects) ホットキーを使用するを参照してください。

  6. ビュー プレーン上でドラッグします。

    シーン ペインティング ビュー内での操作については、サーフェスに複数のストロークを自動ペイントするを参照してください。

    注:

    ビュー プレーン上では、実際にペイントした位置に個々のストロークがレンダーされますが、ワイヤフレーム表示では、XY プレーン上でワールド空間の 0~1 の座標に各ストロークが表示されます。これを確認するには、キーボードの Alt キー(Linux および Windows)または option キー(Mac OS X)を押します。

関連項目