Maya は、シーン ファイルに関連付けられている各種ファイルをプロジェクトに整理します。プロジェクトは、ファイル タイプ別の複数のフォルダを 1 つに集めたもので、以下で構成されています。
Maya プロジェクトに関連付けられた最上位レベルのディレクトリです。このルート ディレクトリの名前でプロジェクトが参照されます。新規プロジェクトを作成するときに、プロジェクト ウィンドウ(Project Window)でプロジェクト ルート フォルダの場所を指定できます。詳細については、新規プロジェクトを作成するを参照してください。
Maya プロジェクト定義ファイルには workspace.mel という名前が付いており、プロジェクトのルート ディレクトリに格納されています。このファイルには、各種タイプのファイルが存在する場所を定義するコマンド セットが含まれています。この場所は通常はプロジェクトのルート ディレクトリに関連付けられていますが、プロジェクト ディレクトリ外部の任意の場所にして、絶対パスで定義することもできます。これらの場所は、実行時のファイル パス解決に利用します。
サブディレクトリは、より高度なプロジェクト ファイル管理を行う場合に使用します。このようなサブディレクトリは、プロジェクトの主な場所(Primary Project Locations)、プロジェクトの補助的な場所(Secondary Project Locations)、トランスレータ データの場所(Translator Data Locations)、カスタム データの場所(Custom Data Locations)として編成され、新規プロジェクトの作成時には既定で生成されます。これらのプロジェクトの場所のディレクトリは変更可能です。詳細については、プロジェクト ファイルの場所を変更するを参照してください。
詳細については、プロジェクト ウィンドウ(Project Window)を参照してください。