煙を作成する

 
 
 

煙エフェクトの使用準備

煙エフェクトを使用する場合は、次の事項に注意してください。

煙エフェクトを使用するには

  1. 現在のプロジェクトのフォルダ /sourceimages にイメージを置きます。
  2. 次のいずれかを実行します。
    • 煙を放出させたいオブジェクト、CV、エディット ポイント、頂点、またはパーティクルを選択します。
    • ポジショナル エミッタを作成する場合は、すべてのオブジェクトを選択解除します。
  3. エフェクト > 煙の作成(Effects > Create Smoke) > を選択します。
  4. 煙エフェクトの作成オプション(Create Smoke Effect Options)ウィンドウでアトリビュートを設定し(煙エフェクトのアトリビュートを編集するを参照)、作成ボタンをクリックします。

    煙エフェクトにより、エミッタ、パーティクル オブジェクト、エクスプレッション、乱気流フィールド、および煙の作成に必要ないくつかのフィールドが作成されます。

  5. アニメーションを再生します。

    放出されたパーティクルはスプライト レンダー タイプとして扱われるため、ワークスペースでは正方形として表示されます。

    シェーディング > すべてをスムーズ シェード(Shading > Smooth Shade All)をオンにした例を次に示します。

  6. シーンをハードウェア レンダーして煙を確認します。

    詳細については、『レンダリング』マニュアルを参照してください。

煙エフェクトのアトリビュートを編集する

以降のページでは、煙エフェクトを調整するためのアトリビュートを説明します。煙エフェクトは、放出されたパーティクル オブジェクトにいくつかのカスタム アトリビュートを作成します。カスタム アトリビュートは、フィールドおよびエミッタ アトリビュートの組み合わせを制御して、煙の調整に必要な設定を容易にします。

煙エフェクトの作成オプション(Create Smoke Effect Options)ウィンドウに表示されるアトリビュート

次のアトリビュートは、エフェクト > 煙の作成(Effects > Create Smoke) > を選択したときに煙エフェクトの作成オプション(Create Smoke Effect Options)ウィンドウに表示されます。オプション ウィンドウで加えた変更は、その変更後に作成された煙に対してだけ適用されます。

煙エフェクトを使用した後でも、このほとんどのアトリビュートを編集することができます。アトリビュートを編集する場合は、放出されたパーティクル オブジェクトを選択してから、アトリビュート エディタ(Attribute Editor)追加のアトリビュート(Extra Attributes)セクションを開きます。

その他のヒント

次の作業を行って、煙の外観を調整することができます。

  • パーティクル オブジェクトのスケール(Scale)回転(Rotate)の値を変更することにより、煙の大きさと方向を変更します。
  • スケール Y (Scale Y)の値の変更にキーを設定して、パーティクルの動きが速くなったり遅くなったり見えるようにします。
  • スプライト(Sprites)のアトリビュートを編集します。詳細については、スプライト(Sprites)を参照してください。
  • 煙エフェクトによって作成されたエクスプレッションを編集します。煙エフェクトによって作成されるエクスプレッションを調べるには、シーンにオブジェクトを 1 つだけ作成してそれに煙エフェクトを適用します。エクスプレッション エディタ(Expression Editor)を使用して、何が追加されたかを調べてください。
  • ダイナミック リレーションシップ エディタ(Dynamics Relationship Editor)を使用して接続を解除することにより、乱気流(Turbulence)フィールドをオフに設定することができます。
  • エミッタをアニメートしてシーン内で煙を動かします。