アウトライナ(Outliner)

 
 
 

アウトライナ(Outliner)には、シーン内のすべてのオブジェクトの階層リストがアウトライン形式で表示されます。

関連項目

目的 手順

オブジェクトを選択する。

オブジェクトのノード名をクリックします。

アウトライナ(Outliner)にパン

スクロール バーを使用せずにアウトライナ(Outliner)ビューにパンするには、 + を使用します。

ノードの下のレベルを展開するまたは折り畳む。

ノード名の横にある、プラス記号 またはマイナス記号 の付いた正方形をクリックします。

ノードの下のすべてのレベルを展開する。

キーを押しながらノード名の横にある正方形の枠のプラス記号をクリックします。

階層内のノードの順序を変更する。

でノードをドラッグし、他の 2 つのノードの間にドロップします。

あるノードを別のノードの子にする。

でノードをドラッグし、親にするノードの上にドロップします。

アウトライナ(Outliner)で 2 つのノードを一度に表示できない場合は、代わりに編集 > ペアレント化(Edit > Parent)を使用してください。

あるノードを親の下から切り離す。

子ノードを選択し、編集 > ペアレント化解除(Edit > Unparent)を選択します。

アウトライナ(Outliner) ウィンドウを分割する。

ウィンドウ下部の仕切りバーを上にドラッグします。

ポインタをバーの上に合わせると、カーソルが上下方向のドラッグを示す形に変わります。

ウィンドウの分割を解除するには、仕切りバーをドラッグしてウィンドウ下部に戻します。

ノードの名前を変更する。

ノードの名前をダブルクリックします。

ノード名には、下線(_)とシャープ記号(#)以外のすべての句読点は使用できません。

アウトライナでアトリビュート(チャネル)の表示を可能にする。

ディスプレイ > アトリビュート(チャネル) (Display > Attributes (Channels))をオンにします。

アウトライナ(Outliner)表示 > アトリビュート(Show > Attributes)サブメニューでアトリビュートの表示を制限することもできます。

ノードのアトリビュートを表示または非表示にする。

ノード名の横の丸いプラス()またはマイナス()をクリックします。

複数値のアトリビュートは、さらに展開することができます。

アウトライナでアトリビュート値を編集することはできません。

アトリビュート エディタでノードを開く。

ノード名の横のアイコンをダブル クリックします。

エクスプレッション エディタ(Expression Editor)でノードを開く。

アトリビュート名をダブル クリックします。

注:

アウトライナ(Outliner)のディスプレイ(Display)表示(Show)メニューの設定は、シーン ファイルと一緒に保存されます。新しいシーン ファイルまたは別のシーン ファイルを開くと、このアウトライナのメニュー設定は保存されません。

メニュー

ディスプレイ(Display)

DAG オブジェクトのみ(DAG Objects Only)

変換可能なノードだけを表示します。

リファレンス ノード(Reference Nodes)

シーン内にリファレンス ファイルのリファレンス ノードを表示します。

リファレンス メンバー(Reference Members)

リファレンス ノード(Reference Nodes)表示がオンのときにリファレンス ノードのオブジェクト階層を表示します。

シェイプ(Shapes)

シェイプ ノードを表示します。

アトリビュート(チャネル) (Attributes (Channels))

ノードのアトリビュートの表示を可能にします。丸いプラス ボタンとマイナス ボタンを使用して、ノードのアトリビュートを表示または非表示にします。

セット メンバー(Set Members)

セットの下のメンバの表示を可能にします。

ネームスペースの表示(Show Namespace)

リファレンス オブジェクトのネームスペースを表示します。

接続済み(Connected)

別のノードに接続されているアトリビュート、キー設定されているアトリビュート、あるいはドリブン キーの設定、コンストレイント、モーション パス、またはエクスプレッションによって接続されているアトリビュートだけを表示します。

選択項目の開示(Reveal Selected)

アウトラインを展開して、現在選択されているノードを表示します。

高度なアセットの内容(Advanced Asset Contents)

高度なアセットにカプセル化されたノードをアウトライナ(Outliner)に表示する方法を選択します。次のオプションを選択できます。

アセットの下(Under Asset)は、アセットの子としてのノードだけを表示します。

親の下(Under Parent)は、階層内のノードだけを表示します。

両方(Both)は、アセットの下と階層内の両方と同じノードを表示します。

なし(None)は、カプセル化されたノードを完全に非表示にします。

チャネル名(Channel Names)

アトリビュート(チャネル) (Attributes (Channels))がオンのときに表示するアトリビュート名を選択します。ナイス(Nice)を指定すると読みやすい名前になります。ロング(Long)またはショート(Short)を指定した場合はアトリビュートの実際の名前が表示され、エクスプレッションや MEL で使用できます。

ソート順(Sort Order)

階層を表示するには、シーンの階層構造(Scene Hierarchy)を選択します。各ノード タイプをアルファベット順に並べたリストを表示するには、タイプ内でアルファベット順(Alphabetical Within Type)を選択します。

アトリビュート順序(Attribute Order)

接続エディタ(Connection Editor)のリストにアトリビュートを表示する順序を変更します。アトリビュートは、アルファベットの昇順または降順でソートできます。

セット メンバーの選択(Select Set Members)

ハイライトされているセットのメンバーを選択します。

表示(Show)

オブジェクト(Objects)

アウトライナ(Outliner)に表示するオブジェクト タイプを選択します。すべてのフィルタをオフにするには、下記の選択をクリア(Clear Below)を選択します。

アトリビュート(Attributes)

アウトライナ(Outliner)に表示するアトリビュート タイプを選択します。すべてのフィルタをオフにするには、下記の選択をクリア(Clear Below)を選択します。

非表示(Hidden)

非表示のアトリビュート。

キー設定可(Keyable)

キー設定可能なアトリビュート。

スケール、回転、移動(Scale, Rotate, Translate)

スケール、回転、移動の各アトリビュート。

アニメーション カーブによってドリブン(Driven by Anim Curve)

アニメーション カーブを持つアトリビュート。これには、キー、ドリブン キーの設定、コンストレイント、モーション パスを使用してアニメートされているアトリビュートが含まれています。

エクスプレッションによってドリブン(Driven by Expression)

エクスプレッションによって制御されるアトリビュート。

ドリブン キーによってドリブン(Driven by Driven Key)

ドリブン キーによってドリブンされるアトリビュート。

ユーザ定義(User Defined)

ユーザ定義アトリビュート。詳細については、カスタム アトリビュートを作成、編集、削除するを参照してください。

パブリッシュ済み(Published)

アセットにパブリッシュされるアトリビュート。

表示の反転(Invert Shown)

フィルタを逆転させて、可視オブジェクトを非可視に、非可視オブジェクトを可視にします。

すべての表示(Show All)

表示(Show)メニューのすべてのフィルタをオフにします。

アトリビュートの選択(Select Attributes)

アトリビュートの選択(Select Attributes)ウィンドウを開きます。このウィンドウで、選択したオブジェクトについて表示するアトリビュートをフィルタ処理できます。

アトリビュートの選択(Select Attributes)ウィンドウには、移動(Translate)回転(Rotate)スケール(Scale)の XYZ アトリビュートのチェックボックスのグリッドと、選択したオブジェクトのその他のアトリビュートのリストが表示されます。これらのチェックボックスを使用して、各アトリビュートの表示をオン/オフします(たとえば、グラフ エディタ(Graph Editor)のカーブの表示をフィルタするを参照してください)。

選択したタイプの表示(Show Selected Type(s))

現在選択しているタイプのオブジェクトだけを表示します。このオプションでは、アウトライナ(Outliner)に表示されるオブジェクト/アトリビュートのタイプを、現在選択されている選択項目と同じタイプのオブジェクト/アトリビュートに制限するフィルタを作成することができます。

たとえば、アウトライナ(Outliner)でオブジェクトの移動 X、Y、Z アトリビュートを選択し、次に選択したタイプの表示(Show Selected Type(s))を選択すると、移動以外のアトリビュートはすべてフィルタ処理され、移動アトリビュートだけが アウトライナ(Outliner)に表示されます。選択したタイプの表示(Show Selected Type(s))フィルタは、別の表示(Show)メニュー オプション(すべての表示(Show All)など)を選択するまでアクティブ状態を維持します。

エントリの作成(Create Entry)

現在の表示メニュー フィルタに名前を付けて保存することができます。

エントリの作成(Create Entry)は、アウトライナ(Outliner)に表示されるオブジェクトおよびアトリビュートが選択したタイプの表示(Show Selected Type(s))メニュー オプションでフィルタ処理される場合に限って使用することができます。

エントリの削除(Delete Entry)

保存した表示(Show)メニュー フィルタを削除することができます。

補助ノードの表示(Show Auxiliary Nodes)

必要になることがほとんどないため、通常はアウトライナ(Outliner)に表示されないノード タイプ(アンダーワールド ノードなど)を表示します。

補助ノード(Auxiliary Nodes)

どのノードを「補助」と見なすかを設定できます。

エディタを見やすくするために非表示にするノードをカスタマイズできます。一般的に、このようなノードは通常は表示や編集に役立ちません。このオプションを選択すると補助ノード(Auxiliary Nodes)エディタが表示され、エディタに表示しないノードのタイプをカスタマイズできます。詳細については、補助ノードを参照してください。

リファレンス(Reference)メニュー

リファレンス(Reference)メニューにアクセスするには、空の領域、またはアウトライナ(Outliner)内のリファレンス ノードを でクリックします。

リファレンスの作成(Create Reference) >
選択箇所をリファレンスとして書き出し(Export Selected As Reference) >

選択したオブジェクトをリファレンス ファイルとして書き出します。オブジェクトをファイル リファレンスとして書き出すと、指定された場所に新規シーン ファイルが作成されて、開いている親シーンで参照されます。選択項目をリファレンス オプションとして書き出し(Export Selection As Reference Options)ファイル リファレンスを書き出すを参照してください。

アンロード(Unload) / ロード(Load) / リロード(Reload)

選択したリファレンスをロードまたはアンロードします。現在のリファレンスをすでにロードしている場合に、ロード済みのリファレンスをリロードします。これはリファレンス ファイルを同時に編集する場合に便利です。ファイル リファレンスのアンロードとロードを参照してください。

リファレンス メンバーの選択(Select Reference Members)

選択されたリファレンス ノードに含まれるオブジェクトを選択します。リファレンス メンバーはアウトライナ(Outliner)とシーン ビュー内で選択された状態となり、ユーザは親シーンのリファレンス構造を確認できます。

複製(Duplicate)

選択したリファレンスに関連するファイルを複製します。ファイル リファレンスを複製を参照してください。

読み込み(Import)

選択したリファレンスのオブジェクトを現在のシーンに直接読み込みます。ファイル リファレンスの読み込みを参照してください。

除去(Remove)

選択されたリファレンスおよび関連するリファレンス ノードをシーン ファイルから除去します。リファレンスとその関連するノードを除去するには、この方法をお勧めします。

置き換え(Replace)

ファイル ブラウザを開き、現在のリファレンスを選択したリファレンスに置き換えます。グループ ノードやロケータはそのまま変わりません。

最近置き換えたファイル(Recently Replaced Files)

最近置き換えられたリファレンス ファイルのリストを表示します。

編集の保存(Save Edits)

選択したファイル リファレンスの親シーンで実施した編集内容をディスク上の対応するリファレンス ファイルに保存します。編集内容は転送されるため親シーンには残りません。リファレンスの編集を参照してください。

オフライン ファイルへ書き出し(Export to Offline File) >

シーンのオブジェクト(接続されたノードなど)に行った編集を指定したファイルに書き出します。これで、オフライン ファイルの割り当て(Assign Offline File)オプションで上記の編集を他のシーンに適用することができます。

ファイル > オフライン ファイルへ書き出し(File > Export to Offline File)オフライン ファイルに書き出すを参照してください。

オフライン ファイルの割り当て(Assign Offline File) >

選択するファイルから編集を参照し、アウトライナ(Outliner)またはリファレンス エディタ(Reference Editor)で選択したリファレンス ノードに適用します。 編集の適用は、編集ファイルと適用先のファイルの各 nodename.attribute を照合することによって行われます。

たとえば、 シーン sphere.ma にある pSphere1.translateX のリファレンスの編集を書き出すことができます。この編集は、リファレンス ファイルに <main>:sphere_pSphere1.translateX として保存されます。これで、この編集をシーン ball.ma に適用して、ball:pSphere1.translateX を編集することができます。

ファイル > オフライン ファイルの割り当て(File > Assign Offline File)オフライン ファイルの割り当てを参照してください。

編集の表示(List Edits)

選択したリファレンスに対する編集の現在のリストを表示します。このウィンドウで手動でリフレッシュするには編集済みリストのリフレッシュ(Refresh Edits List)ボタンをクリックし、特定の編集を除去するには編集を選択して選択した編集済みの除去(Remove Selected Edits)をクリックします。リファレンスの編集を表示、コピー、または除去するを参照してください。

リファレンスのロック(Lock Reference) /リファレンスのロック解除(Unlock Reference)

選択したファイル リファレンスのすべてのノードとアトリビュートをロックまたはロック解除します。リファレンス エディタ(Reference Editor)にリストされるファイル リファレンスの横にロック アイコンが表示されて、ロック状態であることを示します。ファイル リファレンスをロックするを参照してください。

シーン アセンブリ

シーン アセンブリ > アセンブリ リファレンスの作成(Scene Assembly > Create Assembly Reference)

assemblyReference ノードを作成します。

シーン アセンブリ > アセンブリ定義の作成(Scene Assembly > Create Assembly Definition)

assemblyDefinition ノードを作成します。

シーン アセンブリ > アセンブリ定義の作成(Scene Assembly > Create Assembly Definition) >

アセンブリ リプリゼンテーション(Assembly Representations)

ロケータ リプリゼンテーションの追加(Add Locator representation)

ロケータ リプリゼンテーション(Locator representation)を新しいアセンブリ定義に追加します。ロケータ リプリゼンテーションの追加(Add Locator representation)は、既定でオンになっています。

次のシーン アセンブリ(Scene Assembly)のメニュー項目にアクセスするには、assemblyReference または assemblyDefinition ノードを選択し、アウトライナ(Outliner)またはシーン ビュー内を でクリックします。表示されるメニューから、シーン アセンブリ(Scene Assembly)を選択します。

ロケータ(Locator)

他のアクティブなリプリゼンテーションから、ロケータ リプリゼンテーション(Locator representation)に切り替えます。

assemblyDefinition ノードに、キャッシュ リプリゼンテーション(Cache representation)シーン リプリゼンテーション(Scene representation)などの他のリプリゼンテーションが含まれている場合、これらのリプリゼンテーションを切り替えるためのオプションがメニューに表示されます。

アクティブ リプリゼンテーションのアンロード(Unload Active Representation)

リプリゼンテーションとして表示されている現在のオブジェクトをシーン ビューから除去し、アクティブ リプリゼンテーション(Active Representation)なし(None)に設定します。「アクティブ アセンブリ リプリゼンテーションをアンロードする」を参照してください。

編集の表示(List Edits)

ネストしたアセンブリ リファレンス ノードのリプリゼンテーションに対する編集のリストを表示します。「アセンブリ 編集のリスト(List Assembly Edits)ウィンドウ」を参照してください。

シーン アセンブリの編集は、アセンブリ リファレンス ノードで管理されます。「シーン アセンブリの編集」を参照してください。

キャッシュ リプリゼンテーションの追加(Add Cache representation)ロケータ リプリゼンテーションの追加(Add Locator representation)シーン リプリゼンテーションの追加(Add Scene representation)

選択した assemblyDefinition ノードに指定のリプリゼンテーション タイプを追加します。「アセンブリ リプリゼンテーションを追加する」を参照してください。

キャッシュ リプリゼンテーションの追加(Add Cache representation) > / ロケータ リプリゼンテーションの追加(Add Locator representation) >

ロード オプション(Load options)

リプリゼンテーションのロード(Load representation)

新しいリプリゼンテーションをロードしてアクティブにします。