山(Mountain)

このテクスチャは作成バーにあります。

2 次元のフラクタル パターンを使用して岩のような地形を表現します。このテクスチャをテクスチャ マップとして適用するには、2D テクスチャまたは 3D テクスチャをマップするを参照してください。

たとえば、(平坦なサーフェス上で)カラー マップおよびバンプ/ディスプレイスメント マップとして山(Mountain)テクスチャを使用すると、雪を戴いた山を表現することができます。そのためには、次の方法で山テクスチャを適用します。

• カラー マップはバンプ/ディスプレイスメント マップに基づいて計算されます。したがって、たとえば、雪の位置はサーフェスのディスプレイスメントに基づいて計算されます。
• カラー アトリビュート(雪のカラー(Snow Color)と岩のカラー(Rock Color))はカラー マップだけに関連し、バンプ/ディスプレイスメント マップには影響を与えません。同様に、カラー以外のアトリビュートはバンプ/ディスプレイスメント マップだけに関連し、カラー マップには影響を与えません。
• バンプ/ディスプレイスメント マップの境界(Boundary)、雪の高度(Snow Altitude)、雪のドロップオフ(Snow Dropoff)、雪の斜面(Snow Slope)、深度の最大値(Depth Max)の各アトリビュート値は、カラー マップの同じアトリビュート値よりもオーバーライドされます。たとえば、カラー マップ上で雪と岩が交わる境界のギザギザ度合いは、バンプ/ディスプレイスメント マップの境界アトリビュート値によって制御されます。

  雪のカラー(Snow Color)、岩のカラー(Rock Color)

  雪と岩のカラー。カラー チューザ(Color Chooser)のカラー ファイルをクリックして、異なる色を選択します。

  振幅(Amplitude)

  テクスチャ内のすべての値に適用されるスケール係数。有効な範囲は 0 ～無限大です。範囲は 0 ～ 1 です。既定値は 1 です。

  雪の粗さ(Snow Roughness)

  雪の粗さを設定します。範囲は 0 (非常にスムーズな雪) ～ 1 (非常に粗い雪)です。既定値は 0.4 です。

  岩の粗さ(Rock Roughness)

  岩の粗さを設定します。範囲は 0 (非常にスムーズな岩) ～ 1 (非常に粗い岩)です。既定値は 0.707 です。

  境界(Boundary)

  雪と岩が交わる境界のギザギザ度合いを設定します。範囲は 0 (雪と岩の境界が非常にスムーズ) ～ 1 (雪と岩の境界が非常に粗い)です。既定値は 1 です。

  雪の高度(Snow Altitude)

  積雪が始まる地点の標高を設定します。有効な範囲は 0 ～無限大です。範囲は 0 ～ 1 です。既定値は 0.5 です。

  雪のドロップオフ(Snow Dropoff)

  積雪が終了するタイミングを調整します。有効な範囲は 0 ～無限大です。既定値は 2 です。

  雪の斜面(Snow Slope)

  山の斜面に雪が残る最大角度(10 進値)を指定します。斜面の角度が雪の斜面(Snow Slope)の値を越えると、雪のない岩肌になります。有効な範囲は 0 ～無限大です。範囲は 0 ～ 3 です。既定値は 0.8 です。

  深度の最大値(Depth Max)

  フラクタル パターンを計算するための反復処理の最大回数を指定します。このアトリビュートは、フラクタル パターンの繊細度を制御します。範囲は 0 ～ 40 です。既定値は 20 です。