ジャンプ先: 概要. 戻り値. 関連. フラグ. Python 例.

概要

polyChipOff([attraction=float], [caching=boolean], [constructionHistory=boolean], [duplicate=boolean], [gravity=[linear, linear, linear]], [gravityX=linear], [gravityY=linear], [gravityZ=linear], [keepFacesTogether=boolean], [localDirection=[linear, linear, linear]], [localDirectionX=linear], [localDirectionY=linear], [localDirectionZ=linear], [localRotate=[angle, angle, angle]], [localRotateX=angle], [localRotateY=angle], [localRotateZ=angle], [localScale=[float, float, float]], [localScaleX=float], [localScaleY=float], [localScaleZ=float], [localTranslate=[linear, linear, linear]], [localTranslateX=linear], [localTranslateY=linear], [localTranslateZ=linear], [magnX=linear], [magnY=linear], [magnZ=linear], [magnet=[linear, linear, linear]], [name=string], [nodeState=int], [offset=float], [pivot=[linear, linear, linear]], [pivotX=linear], [pivotY=linear], [pivotZ=linear], [random=float], [rotate=[angle, angle, angle]], [rotateX=angle], [rotateY=angle], [rotateZ=angle], [scale=[float, float, float]], [scaleX=float], [scaleY=float], [scaleZ=float], [translate=[linear, linear, linear]], [translateX=linear], [translateY=linear], [translateZ=linear], [weight=float], [worldSpace=boolean])

注: オブジェクトの名前と引数を表す文字列は、カンマで区切る必要があります。これはシノプシスに示されていません。

polyChipOff は、取り消し可能、照会可能、および 編集可能 です。

ファセットを抽出します。フェースは個別に抽出、またはまとめて抽出でき、ワールド空間かオブジェクト空間で操作できます。

戻り値

stringノード名

照会モードでは、戻り値のタイプは照会されたフラグに基づきます。

関連

polyAppend, polyAppendVertex, polyBevel, polyCreateFacet, polyExtrudeEdge, polyExtrudeFacet, polySmooth, polySplit, polySplitVertex, polySubdivideEdge, polySubdivideFacet, polyTriangulate

フラグ

attraction, caching, constructionHistory, duplicate, gravity, gravityX, gravityY, gravityZ, keepFacesTogether, localDirection, localDirectionX, localDirectionY, localDirectionZ, localRotate, localRotateX, localRotateY, localRotateZ, localScale, localScaleX, localScaleY, localScaleZ, localTranslate, localTranslateX, localTranslateY, localTranslateZ, magnX, magnY, magnZ, magnet, name, nodeState, offset, pivot, pivotX, pivotY, pivotZ, random, rotate, rotateX, rotateY, rotateZ, scale, scaleX, scaleY, scaleZ, translate, translateX, translateY, translateZ, weight, worldSpace
ロング ネーム(ショート ネーム) 引数タイプ プロパティ
keepFacesTogether(kft) boolean createqueryedit
ファセットの切り取り方法を指定します。オンにすると、ファセットはまとめて引き出されます(接続状態は維持されます)。オフにすると、個別に引き出されます。
C: 既定はオンです。
Q: 照会すると int を返します。
duplicate(dup) boolean createqueryedit
オンにすると、ファセットを複製します。オフにすると、オリジナルのファセットが除去されます。
C: 既定はオンです。
Q: 照会すると int を返します。
worldSpace(ws) boolean createqueryedit
このフラグは、使用するリファレンスを指定します。オンの場合: すべてのジオメトリ値はワールド リファレンスで考慮されます。オフの場合: すべてのジオメトリ値はオブジェクト リファレンスで考慮されます。
C: 既定はオフです。
Q: 照会すると int を返します。
random(ran) float createqueryedit
すべてのパラメータにランダム値を指定します。
C: 既定は 0.0 です。範囲は [-10.0, 10.0] です。
Q: 照会すると float を返します。

グローバル値

translate(t) [linear, linear, linear] createqueryedit
このフラグは移動ベクトルを指定します。
C: 既定は 0.0 0.0 0.0 です。
Q: 照会すると float[3] を返します。
translateX(tx) linear createqueryedit
X 移動ベクトルを指定します。
C: 既定は 0.0 です。
Q: 照会すると float を返します。
translateY(ty) linear createqueryedit
Y 移動ベクトルを指定します。
C: 既定は 0.0 です。
Q: 照会すると float を返します。
translateZ(tz) linear createqueryedit
Z 移動ベクトルを指定します。
C: 既定は 0.0 です。
Q: 照会すると float を返します。
rotate(ro) [angle, angle, angle] createqueryedit
X、Y、Z の回転角度を指定します。
C: 既定は 0.0 0.0 0.0 です。
Q: 照会すると float[3] を返します。
rotateX(rx) angle createqueryedit
X の回転角度を指定します。
C: 既定は 0.0 です。
Q: 照会すると float を返します。
rotateY(ry) angle createqueryedit
Y の回転角度を指定します。
C: 既定は 0.0 です。
Q: 照会すると float を返します。
rotateZ(rz) angle createqueryedit
Z の回転角度を指定します。
C: 既定は 0.0 です。
Q: 照会すると float を返します。
scale(s) [float, float, float] createqueryedit
スケーリング ベクトルを指定します。
C: 既定は 1.0 1.0 1.0 です。
Q: 照会すると float[3] を返します。
scaleX(sx) float createqueryedit
スケーリング ベクトルの X を指定します。
C: 既定は 1.0 です。
Q: 照会すると float を返します。
scaleY(sy) float createqueryedit
スケーリング ベクトルの Y を指定します。
C: 既定は 1.0 です。
Q: 照会すると float を返します。
scaleZ(sz) float createqueryedit
スケーリング ベクトルの Z を指定します。
C: 既定は 1.0 です。
Q: 照会すると float を返します。
pivot(pvt) [linear, linear, linear] createqueryedit
スケーリングと回転のピボットを指定します。
C: 既定は 0.0 0.0 0.0 です。
Q: 照会すると float[3] を返します。
pivotX(pvx) linear createqueryedit
スケーリングと回転の X ピボットを指定します。
C: 既定は 0.0 です。
Q: 照会すると float を返します。
pivotY(pvy) linear createqueryedit
スケーリングと回転の Y ピボットを指定します。
C: 既定は 0.0 です。
Q: 照会すると float を返します。
pivotZ(pvz) linear createqueryedit
スケーリングと回転の Z ピボットを指定します。
C: 既定は 0.0 です。
Q: 照会すると float を返します。

ローカル値

offset(off) float createqueryedit
ローカル オフセットを指定します。
C: 既定は 0.0 です。
Q: 照会すると float を返します。
localTranslate(lt) [linear, linear, linear] createqueryedit
ローカルの移動ベクトルを指定します。
C: 既定は 0.0 0.0 0.0 です。
Q: 照会すると float[3] を返します。
localTranslateX(ltx) linear createqueryedit
X のローカル移動ベクトルを指定します。
C: 既定は 0.0 です。
Q: 照会すると float を返します。
localTranslateY(lty) linear createqueryedit
Y のローカル移動ベクトルを指定します。
C: 既定は 0.0 です。
Q: 照会すると float を返します。
localTranslateZ(ltz) linear createqueryedit
Z のローカル移動ベクトルを指定します。
C: 既定は 0.0 です。
Q: 照会すると float を返します。
localRotate(lr) [angle, angle, angle] createqueryedit
次のローカル回転を指定します(slantRot、slantRoll、twistRot)。
C: 既定は 0.0 0.0 0.0 です。
Q: 照会すると float[3] を返します。ローカル回転(slantRot、slantRoll、twistRot)。
localRotateX(lrx) angle createqueryedit
ローカル回転の X 角度(slantAxis を中心とする傾斜回転)を指定します。
C: 既定は 0.0 です。範囲は [0, 360] です。
Q: 照会すると float を返します。
localRotateY(lry) angle createqueryedit
ローカル回転の Y 角度(slantAxis の傾斜ロール)を指定します。
C: 既定は 0.0 です。範囲は [0, 180] です。
Q: 照会すると float を返します。
localRotateZ(lrz) angle createqueryedit
ローカル回転の Z 角度(法線を中心とするツイスト)を指定します。
C: 既定は 0.0 です。範囲は [0, 360] です。
Q: 照会すると float を返します。
localDirection(ld) [linear, linear, linear] createqueryedit
ローカルの傾斜軸を指定します(ローカル回転を参照してください)。
C: 既定は 0.0 0.0 1.0 です。
Q: 照会すると float[3] を返します。
localDirectionX(ldx) linear createqueryedit
ローカルの傾斜軸の X を指定します。
C: 既定は 0.0 です。
Q: 照会すると float を返します。
localDirectionY(ldy) linear createqueryedit
ローカルの傾斜軸の Y を指定します。
C: 既定は 0.0 です。
Q: 照会すると float を返します。
localDirectionZ(ldz) linear createqueryedit
ローカルの傾斜軸の Y を指定します。
C: 既定は 1.0 です。
Q: 照会すると float を返します。
localScale(ls) [float, float, float] createqueryedit
ローカルのスケーリング ベクトルを指定します。
C: 既定は 1.0 1.0 1.0 です。
Q: 照会すると float[3] を返します。
localScaleX(lsx) float createqueryedit
ローカルのスケーリング ベクトルの X を指定します。
C: 既定は 1.0 です。
Q: 照会すると float を返します。
localScaleY(lsy) float createqueryedit
ローカルのスケーリング ベクトルの Y を指定します。
C: 既定は 1.0 です。
Q: 照会すると float を返します。
localScaleZ(lsz) float createqueryedit
ローカルのスケーリング ベクトルの Z を指定します。平らになります。
C: 既定は 1.0 です。範囲は [0.0, 1.0] です。
Q: 照会すると float を返します。

ダイナミック値

weight(w) float createqueryedit
重力に関連したウェイトを指定します。
C: 既定は 0.0 です。
Q: 照会すると float を返します。
gravity(g) [linear, linear, linear] createqueryedit
重力ベクトルを指定します。
C: 既定は 0.0 -1.0 0.0 です。
Q: 照会すると float[3] を返します。
gravityX(gx) linear createqueryedit
重力ベクトルの X を指定します。
C: 既定は 0.0 です。
Q: 照会すると float を返します。
gravityY(gy) linear createqueryedit
重力ベクトルの Y を指定します。
C: 既定は -1.0 です。
Q: 照会すると float を返します。
gravityZ(gz) linear createqueryedit
重力ベクトルの Z を指定します。
C: 既定は 0.0 です。
Q: 照会すると float を返します。
attraction(att) float createqueryedit
磁石に関連する引き付けを指定します。
C: 既定は 0.0 です。範囲は [-2.0, 2.0] です。
Q: 照会すると float を返します。
magnet(m) [linear, linear, linear] createqueryedit
磁石ベクトルを指定します。
C: 既定は 0.0 0.0 0.0 です。
Q: 照会すると float[3] を返します。
magnX(mx) linear createqueryedit
磁石ベクトルの X を指定します。
C: 既定は 0.0 です。
Q: 照会すると float を返します。
magnY(my) linear createqueryedit
磁石ベクトルの Y を指定します。
C: 既定は 0.0 です。
Q: 照会すると float を返します。
magnZ(mz) linear createqueryedit
磁石ベクトルの Z を指定します。
C: 既定は 0.0 です。
Q: 照会すると float を返します。
共通のフラグ
name(n) string create
作成されるノードに名前をつけます。
constructionHistory(ch) boolean createquery
コンストラクション ヒストリをオンまたはオフにします(適切な場合)。コンストラクション ヒストリがオンの場合、対応するノードがメッシュのヒストリ チェーンに挿入されます。コンストラクション ヒストリがオフの場合、 操作オブジェクト上に直接行われます。
注: コンストラクション ヒストリがすでにオブジェクトにある場合は、このフラグは無視され、ノードは必ずヒストリ チェーンに挿入されます。
caching(cch) boolean createedit
すべてのアトリビュートのキャッシングを切り替えることで、再計算を不要にします。
nodeState(nds) int createqueryedit
ノードの評価方法を定義します。
  • 0: Normal
  • 1: PassThrough
  • 2: Blocking
  • 3: 内部的に無効。有効にすると、Normal の状態に戻ります。
  • 4: 内部的に無効。有効にすると、PassThrough 状態に戻ります。
  • 5: 内部的に無効。有効にすると、Blocking 状態に戻ります。

フラグはコマンドの作成モードで表示できます フラグはコマンドの編集モードで表示できます
フラグはコマンドの照会モードで表示できます フラグに複数の引数を指定し、タプルまたはリストとして渡すことができます。

Python 例

import maya.cmds as cmds

# Duplicate
cmds.polyPlane( n='plg', w=10, h=10 )
cmds.polyChipOff( 'plg.f[71:72]', 'plg.f[81:82]', dup=True, ltz=1 )
#facets are duplicated and translated in local space
# Extract
cmds.polyChipOff( 'plg.f[11:12]', 'plg.f[21:22]', dup=False, ty=1 )
#facets are extracted and translated in world space
# Separate
cmds.polyChipOff( 'plg.f[15:16]', 'plg.f[23:24]', dup=False, kft=False, ls=(.5, .5, 0) )
#facets are extracted then scaled separately
# Together
cmds.polyChipOff( 'plg.f[73:74]', 'plg.f[83:84]', dup=False, kft=True, ls=(.5, .5, 0) )
#facets are extracted then scaled together