高度な nucleus ソルバのスレッド化により、nParticle のコリジョン検出のパフォーマンスが向上しました。これにより、大きな nParticle のシミュレーション速度が速くなります。特に、液体シミュレーションの有効化(Enable Liquid Simulation)がオンの場合や、nParticles がその他の nucleus オブジェクトと衝突する場合に有効です。
ローカル フォース(Local Force)とローカルの風(Local Wind)
新しいローカル フォース(Local Force)とローカルの風(Local Wind)アトリビュートを使用して、個々の nParticle オブジェクトに重力と風を適用できます。これらのフォースはローカルに適用され、同じソルバに割り当てられている他の nucleus オブジェクトには影響しません。
カラーの継承(Inherit Color)や不透明度の継承(Inherit Opacity)などのテクスチャ放出アトリビュートを使用して、すべてのエミッタ タイプから放出されるパーティクルにカラーを適用できます。前バージョンの Mayaでは、これらのアトリビュートはサーフェス(Surface)エミッタでしか使用できませんでした。カラーの継承や不透明度の継承を使用するには、nParticleShape から対応する内部シェーディング ランプのコネクションを解除する必要があります。このためには、パーティクル単位(配列)アトリビュート(Per-Particle (Array) Attributes)でパーティクル単位のアトリビュートを右クリックし、コネクションの解除(Break Connection)を選択します。