Autodesk アプリケーションにオブジェクトを送信する
 
 
 

Maya、Softimage、MotionBuilder、Mudbox の間でデータをやり取りするには送信(Send to)コマンド群を使用します。これらのアプリケーション間をワンクリックで操作できることが、Autodesk Entertainment Creation Suites の特長の 1 つです。

送信(Send to)コマンド群は、Maya とターゲット アプリケーション(Softimage、MotionBuilder、Mudbox)の間にコネクションを確立します。コネクションが確立されている間、アプリケーション同士はデータを共有します。コネクションを解除するには、どちらかのアプリケーションでシーンを閉じるか、アプリケーションを終了する、または送信(Send to)コマンドを使用して別のアプリケーションとデータをやりとりします。一度にコネクトできるアプリケーションは 1 つだけです。Maya とターゲット アプリケーション間にコネクションが確立されていることは、アプリケーション ステータス バーに示されます。

送信(Send to)コマンド群は Maya のメイン メニュー バーのファイル(File)メニューにあります。ターゲット アプリケーションがシステムにインストールされていない場合、サブメニューに選択肢は表示されません。

注:

システムにターゲット アプリケーションがインストールされているにもかかわらずファイル(File)メニューに表示されない場合は、ワンクリック(One-Click)プラグインをリロードする必要がある可能性があります。詳細については、Maya プラグインをロード/アンロードするを参照してください。

オブジェクトを送信する

Maya とターゲット アプリケーションが共有するオブジェクトは名前が同じになります。Maya でオブジェクトの名前を変更すると、明示的にシーンに追加しない限りシーンを更新してもそのオブジェクトは表示されません。ターゲット アプリケーションで、変更前の名前のオブジェクトが自動的に更新または削除されることはありません。オブジェクトは、FBX 形式で Maya からターゲット アプリケーションに送信されます。FBX でサポートされていないアプリケーション機能は、アプリケーション間で転送されることはありません。

ターゲット アプリケーションにユーザ定義されているカメラを送信する場合は、このカメラをカレント ビューにするか、またはシーン オブジェクトに追加して送信するカメラを選択する必要があります。

関連項目