大型ディスプレイでフルサイズのオブジェクトのプレゼンテーションを実行する

 
 
 

フル・サイズ(1:1)での正投影ビューが必要な場合があります。たとえば、大型ディスプレイでプレゼンテーションを行う場合などです。この機能を使用するには、大型ディスプレイに表示される 2 本の線の間の長さを実際に測る必要があります。

セッションをホストするには、Showcase Professional を使用している必要があります。どのバージョンの Showcase からでもセッションに参加することができます。

1:1 表示キャリブレーションを設定する

  1. 両方のシステムで、[表示] > [1:1 表示をキャリブレート]を選択します。この操作は、ホスト マシン側とクライアント マシン(大型ディスプレイ)側の両方で行う必要があります。

    [1:1 表示をキャリブレート]ウィンドウが表示されます。

  2. [新規]をクリックします。
  3. [1:1 キャリブレーション]ウィンドウが表示されます。
  4. 大型ディスプレイで、ウィンドウに表示される 2 本の線の間の長さを測定します。定規または巻尺を使用してください。
    注:

    これらの線の間隔が同じである必要があります。間隔が異なる場合は、ディスプレイで使用されているピクセルが正方形ではありません。このような場合は、1:1 で表示されません。

  5. ホスト マシンで、[水平]ボックスと[垂直]ボックスに測定値を入力します。
  6. このキャリブレーションを識別するための名前を入力します。
  7. [OK]をクリックします。
  8. このキャリブレーションは、[1:1 表示をキャリブレート]ウィンドウのリストに表示されます。また、現在の表示解像度もリストに表示されます。
    注:

    他のディスプレイのキャリブレーションを追加するには、[新規]をクリックします。変更するには、選択した状態で[編集]をクリックします。削除するには、選択した状態で[削除]をクリックします。

オブジェクト表示(1:1)

  1. 前の手順に従って、1:1 表示キャリブレーションの設定を行います。
  2. ViewCube (前面ビュー、後面ビュー、左面ビュー、右面ビューなど)を使用して正投影ビューに移動します。
  3. [表示] > [1:1 表示]を選択します。
  4. 指示が表示されたら、使用するキャリブレーションを選択し、[1:1 表示をキャリブレート]をクリックします。
  5. 正投影ビューが 1:1 で表示されます。
  6. 1:1 表示のビューでズームやタンブルをした後、1:1 表示に戻すには(または別の正投影ビューに変更するには)、もう一度正投影ビューを選択し、[表示] > [1:1 表示]を選択します。

    1:1 表示では、ViewCube の動作が異なります。

    • 正投影ビュー間の切り替えは、アニメーション効果ではなく段階的なジャンプとなります。
    • オブジェクトが選択されている状態で ViewCube をクリックすると、そのオブジェクトに注視点が配置されますが、[ビューに合わせる]は適用されません。
    • オブジェクトが選択されていない状態で ViewCube をクリックすると、モデル空間全体に基づいて注視点が配置され、[ビューに合わせる]は適用されません。

大型ディスプレイでインタフェースを非表示にする

大型ディスプレイでモデルのプレゼンテーションを行う際に、プレゼンテーションの参加者にソフトウェアのインタフェースが見えないようにしたい場合があります。これを実現するには、Showcase Viewer 製品をインストールした独立したクライアント マシンをセットアップして大型ディスプレイを操作します。