名前を付けて書き出し...

 
 
 

Showcase では、他のアプリケーションで使用したり、他の Showcase ユーザが使用できるように、ファイルを書き出すことができます。また、書き出す際、選択した情報や最終的な情報だけを含めるように指定すれば、ファイル サイズを小さくすることができます。

シーンを APF 形式で書き出す

  1. 書き出す対象に含めないようにする、シーン内のオブジェクトを非表示にします。
  2. [ファイル] > [名前を付けて書き出し]を選択します。

    [名前を付けて書き出し]ダイアログ ボックスが表示されます。

  3. [名前を付けて書き出し]ドロップダウン メニューで[オートデスク パケット ファイル(*.apf)]を選択します。
  4. 必要な [データ保持] オプションをオンにします。
    • 元のスプライン/NURBS データを含める: 参照されているスプライン データが、Showcase で使用されているポリゴン データと同じ APF ファイルに書き出されます。元のスプライン データを利用できない場合、スプライン/NURBS データは書き出されません(「 モデルを読み込む」を参照してください)。
      注:

      このチェック ボックスをオンにした場合、シーンのソース ファイルによっては、ファイル サイズが非常に大きくなる、処理時間が大幅に長くなる、システム リソース(RAM)の使用量が大幅に増えるなどの影響が生じることがあります。

    • 非表示オブジェクトを含める: 書き出す際にシーン内の非表示オブジェクトも含まれます。このチェック ボックスをオンにする場合、事前にオーガナイザで非表示オブジェクトを確認してください(「 オーガナイザを使用する」を参照してください)。
    • 非表示バリエーション内のオブジェクトを含める: 現在アクティブでないモデル バリエーション内のオブジェクトも書き出されます(「 可視性ラインアップを設定、表示する」を参照してください)。
    • 結合されたオブジェクトを 1 つのポリセットに変換する: オーガナイザで結合されたオブジェクトが、1 つのポリゴン オブジェクトとして APF ファイルに書き出されます(「 オブジェクトを結合または分割してフレーム レートを改善させる」を参照してください)。現在の Showcase シーン構造を保持するため、このチェック ボックスは既定でオンになっています。
    • すべてマテリアル テクスチャを含める
    • 選択されたオブジェクトだけを含める: 現在選択されているオブジェクトだけが書き出されます。その際、前述の各オプションが適用されます。
  5. [シーンを書き出し]ボタンをクリックし、ファイルの書き出し先を指定します。

書き出されるエンティティ

APF 形式で書き出す機能では、Showcase シーン内の特定のエンティティだのみが書き出されます。シーン ファイル内およびリファレンス ファイル内のすべての要素が書き出されるわけではありません。

書き出されるエンティティおよびオブジェクトは次のとおりです。

シーンを FBX 形式で書き出す

FBX 形式で書き出す機能が役立つのは、Showcase で準備したデータを、Autodesk® Maya™、Autodesk® 3DSMax™ など、他の FBX 対応アプリケーションに送信する場合です。FBX 形式を使用すると、データをアニメートしてから Showcase に戻すことや、ホスト アプリケーション上でデータをレンダリングすることができます。

  1. 書き出す対象に含めないようにする、シーン内のオブジェクトを非表示にする
  2. [ファイル] > [名前を付けて書き出し]を選択します。

    [名前を付けて書き出し]ダイアログ ボックスが表示されます。

  3. [名前を付けて書き出し]ドロップダウン メニューで[FBX ファイル(*.fbx)]を選択します。
  4. 出力ファイルに対するアップアクシス(Z 軸または Y 軸)を選択します。
    注:

    ほとんどのアニメーション システムにおけるアップアクシスは Y 軸です。一方、ほとんどの CAD システムおよびデザイン システムにおけるアップアクシスは、Showcase と同様 Z 軸です。

  5. 必要な [データ保持] オプションをオンにします。
    • 非表示オブジェクトを含める: 書き出す際にシーン内の非表示オブジェクトも含まれます。このチェック ボックスをオンにする場合は、事前にオーガナイザで非表示オブジェクトを確認してください(「 オーガナイザを使用する」を参照してください)。
    • [非表示バリエーション内のオブジェクトを含める]: 現在のビューで非表示になっているモデル バリエーション内のオブジェクトも書き出されます(「 可視性ラインアップを設定、表示する」を参照してください)。
    • 結合されたオブジェクトを 1 つのポリセットに変換する: オーガナイザで結合されたオブジェクトが、1 つのポリゴン オブジェクトとして APF ファイルに書き出されます(「 オブジェクトを結合または分割してフレーム レートを改善させる」を参照してください)。現在の Showcase シーン構造を保持するため、このチェック ボックスは既定でオンになっています。
  6. [シーンを書き出し]ボタンをクリックし、ファイルの書き出し先を指定します。

書き出されるエンティティ

FBX 形式で書き出す機能では、FBX 形式に対応していて、Showcase シーンから変換可能なエンティティのみが書き出されます。シーン ファイル内およびリファレンス ファイル内のすべての要素が書き出されるわけではありません。

書き出されるエンティティおよびオブジェクトは次のとおりです。

シーンを A3S (Autodesk シーン ファイル)形式で書き出す

Showcase では、シーンに対する基本コンテナとして A3S ファイルが使用されます。[保存]と[名前を付けて保存]のどちらのメニュー オプションを選択した場合でもこの A3S ファイルが生成されますが、A3S 形式で書き出す場合、シーンのサイズを小さくするための追加オプションを使用できます。これは、完成したプロジェクトを、作業ファイルや中間データを含めずに他のユーザと共有する場合に役立ちます。

  1. 書き出す対象に含めないようにする、シーン内のオブジェクトを非表示にします。
  2. [ファイル] > [名前を付けて書き出し]を選択します。

    [名前を付けて書き出し]ダイアログ ボックスが表示されます。

  3. [名前を付けて書き出し]ドロップダウン メニューで[オートデスク 3D シーン ファイル(*.a3s)]を選択します。
  4. 必要な [データ保持] オプションをオンにします。
    • [元のスプライン/NURBS データを含める]: 参照されているスプライン データが、シーンに対するコンパニオン フォルダに書き出されます。元のスプライン データを利用できない場合、スプライン/NURBS データは書き出されません(「 モデルを読み込む」を参照してください)。
      注:

      このチェック ボックスをオンにした場合、シーンのソース ファイルによっては、ファイル サイズが非常に大きくなる、処理時間が大幅に長くなる、システム リソース(RAM)の使用量が大幅に増えるなどの影響が生じることがあります。

    • 非表示オブジェクトを含める: 書き出す際にシーン内の非表示オブジェクトも含まれます。このチェック ボックスをオンにする場合、事前にオーガナイザで非表示オブジェクトを確認してください(「 オーガナイザを使用する」を参照してください)。
    • 非表示バリエーション内のオブジェクトを含める: 現在アクティブでないモデル バリエーション内のオブジェクトも書き出されます(「 可視性ラインアップを設定、表示する」を参照してください)。
    • [すべてマテリアル テクスチャを含める]: 関連付けられているイメージ テクスチャ ファイルが、シーン ファイルに対するコンパニオン フォルダに書き出されます。シーン内の表示テクスチャを保持するため、このチェック ボックスは既定でオンになっています。
    • 選択されたオブジェクトだけを含める: 現在選択されているオブジェクトだけが書き出されます。その際、前述の各オプションが適用されます。
  5. [シーンを書き出し]ボタンをクリックし、ファイルの書き出し先を指定します。

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