オービット(シネマティック)ショットを作成、セットアップする

オービット ショットはシネマティック ショットの一種です。オービット ショットを使用することにより、オブジェクトの周囲を移動しながら上下方向に移動することができます。オービット ショットでは、他のシネマティック ショットとは異なるカメラ モーション パス設定が使用されます。また、オービット ショットはシーンの注視点をベースにしています。

関連項目: 注視点の設定と使用については、「 シーン内を移動する」を参照してください。

開始する前に

• 注視点を、周囲をオービットしたいオブジェクトに移動します。

  通常、注視点はオブジェクトの中心にします。中心と注視点のどちらのスポットを選択した場合でも、注視点を作成するためのサーフェスが必要です。

• 注視点にしたいスポットにサーフェスがない場合(例: 腕時計のバンドの中心)、小さいシンプルなオブジェクトを読み込むか複製し、注視点にしたい位置にそのオブジェクトを配置します。作成したオブジェクトに注視点を移動し、オブジェクトを非表示にします。
• オービット ショットはポールの上端または下端に作成する(つまり、オブジェクトを直接見上げる/見下ろす)こともできますが、このような "ショット" はターンテーブル動作を使用して作成することを推奨します。詳細については、「 ターンテーブル アニメーションを使用する」を参照してください。

オービット ショットを作成する

1. 「 シネマティック ショット(1 キーフレーム)を作成、セットアップする」で説明されている手順に従って、モーション パス ボックスで[オービット]を選択します。
   
2. 水平方向コントロールを使用して、オービットの方向(左または右)とサイズ(単位: 度)を指定します。
3. 垂直方向コントロールを使用して、オービット時に発生する高さ変化の方向(上または下)と距離を指定します。
4. カメラが上下に動くときにカメラが注視点を向くようにするには、[カメラの傾きを固定する]をオフにします。