レンダリング モードについて

 
 
 

Showcase では、ハードウェア レンダリング モード(上の左側のイメージ)またはレイ トレース レンダリング モード(上の右側)でシーンを表示できます。ハードウェア レンダリングは、すべてのシーンの既定の表示方式です。各レンダリング モードは、特性や利点がそれぞれ異なっていますが、使用するモードにかかわらず、データの準備、プレゼンテーション、出力のワークフローおよびツールはすべて同じです。ハードウェア レンダリング モードとレイ トレース レンダリング モードの切り替えは簡単ですが、シーンの外観では各モードの制限が維持されます。

[R]を押すことで、いつでもレイ トレーシングを有効にすることができます。ハードウェア レンダリングに戻す(シャドウとアンビエント シャドウの両方をオンにする)には、[D]を押します。レンダリング モードの切り替えの詳細については、「表示スタイルを切り替える」を参照してください。

ハードウェア レンダリングについて

ハードウェア レンダリングの利点:

ハードウェア レンダリングでは、ビデオ カードのタイプおよびメモリ サイズがパフォーマンスを左右します。

レイ トレーシングについて

レイ トレーシングでは、3D シーンにレンダリングされる各ピクセルからの "光線" をトレースすることによって非常にリアルな画像が得られます。この方法では、現実のライトと同様のバウンス、ベンドなどの視覚効果が生み出されます。Showcase のレイ トレーシングは、視覚的にはハードウェア レンダリングに似ていますが、さまざまな新しい効果が加えられます。

レイ トレーシングの利点:

レイ トレーシングでは、プロセッサの数と速度がパフォーマンスを左右します。

レイ トレーシングに関するその他の重要な点:

レイ トレーシング効果のタイプ

ハードウェア レンダリングでの効果の他に、レイ トレーシングでは、イメージの品質を高める視覚効果が生み出されます。こうした効果の一部は、シーン内のマテリアルに基づきます。それ以外は、効果の表示に使用される特定のレイ トレーシング品質プリセットを必要とします。以下に、効果のいくつかをプリセット内での表示順に示します。