シェーディング モードでポリゴン メッシュをモデリングすると、モデルが占有する 3D ボリュームと、サーフェスの詳細表示を把握しやすくなります。

各ビューで個別にオブジェクトのシェーディングを制御することができます。たとえば、パース ビューでシェーディングされたオブジェクトのみを表示して、正投影ビューにワイヤフレーム モードでオブジェクトを表示するように設定することができます。シェーディング表示とワイヤフレーム表示を同時に表示するように設定することも可能です。

シェーディング モードのワイヤフレームにヘルメット メッシュを表示するには

1. パース ビューで、ヘルメット メッシュを右クリックし、表示されるマーキング メニューからオブジェクト モード（Object Mode）を選択します。

   これによりセレクション モードがオブジェクト（Objects）に変更されます。

2. ヘルメット メッシュを選択します。
3. パース ビューのパネル（Panel）メニューからシェーディング > すべてをスムース シェード（Shading > Smooth Shade All）を選択します。

   ヘルメット メッシュがスムース シェード モードで表示されます。

4. パネル メニューからシェーディング > ワイヤフレーム付きシェード（Shading > Wireframe on Shaded）を選択します。

   メッシュとシェーディングにワイヤフレームが表示されます（メッシュの選択の有無は関係ありません）。

   

側面ビューと前面ビューのスムース シェーディングの不透明度によって、オブジェクトの背後にあるイメージ プレーンを確認できません。この問題を解決するには、X 線表示（X-Ray）モードでスムース シェード サーフェスを半透明に表示します。

シェーディング X 線表示（X-Ray）モードでヘルメット メッシュを表示するには

1. ヘルメットを選択した状態で、側面ビューのパネル（Panel）メニューから次の項目を選択します。
   • シェーディング > すべてをスムース シェード（Shading > Smooth Shade All）
   • シェーディング > ワイヤフレーム付きシェード（Shading > Wireframe on Shaded）
   • シェーディング > X 線表示（Shading > X-Ray）

   ヘルメット メッシュが更新されて、ワイヤフレーム付きの半透明のシェーディング表示になります。メッシュの背後にある 2D イメージを確認することができます。

2. 前面ビューでも前の手順を繰り返します。
   

   さまざまなビューでオブジェクトのシェーディングを設定したあとで、イメージ プレーンのアルファ値のゲイン（Alpha Gain）設定を調整して透明度を変更したい場合あります。Maya の作業経験を積むと、独自のプリファレンスを開発して、ワイヤフレーム モードまたはシェーディング モードでのモデリングや各シェーディング モード間の切り替えを行うことができます。