保存したスクリプト ファイルを使用する

 
 
 

makeRoll を適用するオブジェクトを選択して、makeRoll_create_UI グローバル プロシージャを実行すると、どんなジオメトリにもすばやく makeRoll プロシージャを適用できます。シーン内のスクリプトを使用する前に、それをソースする必要があります。ソースは、スクリプト ファイル内のすべてのコマンドを実行します。

スクリプト エディタ(Script Editor)からアクセスできるのは、スクリプト ファイル内で宣言したグローバル プロシージャだけです。ローカル プロシージャはスクリプト エディタ(Script Editor)からはアクセスできず、スクリプト ファイル内のグローバル プロシージャからコールする必要があります。

注:

グローバル プロシージャは、スクリプト ファイル内でその前に宣言したローカル プロシージャにしかアクセスできません。

スクリプト ファイルをソースして使用するには

注:

スクリプトを保存してから Maya を再起動していない場合に、スクリプトをソースするには rehash コマンドを実行する必要があります。rehash コマンドの詳細については、テクニカル ドキュメント > MEL コマンド > rehash を参照してください。

  1. 新規のシーンを作成します。
  2. スクリプト エディタ(Script Editor)で、ファイル > スクリプトのソース(File > Source Script)を選択します。
  3. 開いたスクリプトのソース(Source Script)ダイアログ ボックスで GettingStartedMaya2014LessonData¥MEL フォルダから選択します。
    makeRoll_create_UI.mel
    
  4. 新規シーンを作成して次のように入力し、makeRoll プロシージャをテストするジオメトリを作成します
    polyPyramid;
    
  5. スクリプト エディタ(Script Editor)に次のように入力して、makeRoll_create_UI グローバル プロシージャを実行してユーザ インタフェースを作成します。
    makeRoll_create_UI;
    

    作成したユーザ インタフェースが開きます。

  6. フレームを 1 より大きい値に設定して、プロシージャの結果を表示します。
  7. makeRoll ユーザ インタフェースに次の値を設定します。
    • Ground Plane = 0
    • Diameter = 1.0
    • Box Simulation = オン
    • Sphere Simulation = オフ
  8. 「実行(Execute) 」ボタンをクリックして、makeRoll エクスプレッションをセットアップします。
  9. ピラミッドを X 軸と Z 軸の方向に動かし、makeRoll プロシージャの結果を確認します。

makeRoll プロシージャに別のユーザ インタフェース制御値を適用すると、異なる結果が得られます。makeRoll プロシージャは元に戻せないため、makeRoll プロシージャを適用するごとに新規ジオメトリを作成する必要があります。

新規 Maya セッションを開くと、makeRoll ユーザ インタフェース プロシージャは未定義になるため、それをソースして使用する必要があります。