メッシュ ブラシは、ペイント エフェクト(Paint Effects)の他のブラシ タイプにはない特別な機能を備えたブラシ タイプです。メッシュ ブラシは、ブラシ スタンプではなくポリゴン三角形を使ってレンダーされます。その結果、メッシュ ストロークにより正確にテクスチャ マッピングされ、リアルな結果が得られます。また、近くから見ても遠くから見ても、他のブラシ タイプに比べてより本物らしい外観になります。
メッシュ ブラシ ストロークは、Maya シーンのポリゴン サーフェスに変換することもできます。ストロークをいったんポリゴンに変換すると、変換したポリゴンは、Maya のポリゴン修正ツールを使って変更したり、他のポリゴン サーフェスと同様に利用したりすることができます(アニメーションやレンダリングなど)。
ここでは、メッシュ ブラシについて説明し、ブラシとストロークの各種アトリビュートに関係する追加のテクニックについて学習します。次の方法について学習します。
シェルフ(Shelf)からメッシュ プリセット ブラシを選択するには
シーン ビューのカーソルが球アイコンに変わります、これは、ストロークのペイントが設定されていることを示します。ティーポット ブラシ(Teapot Brush)はメッシュ ブラシ タイプです。
ペイント エフェクト(Paint Effects)では、チューブのさまざまなアトリビュートを表すのに、植物や木の原型を使用します。植物や木の幹、そこから伸びる大枝、リーフ、花、つぼみを思い浮かべれば、アトリビュート エディタ(Attribute Editor)で各アトリビュートがどのようにコントロールされるかがわかります。
中央はメイン チューブを表します。メイン チューブのアトリビュートは、アトリビュート エディタ(Attribute Editor)の作成(Creation)タブにあります。ティーポットの注ぎ口はリーフ(Leaves)チューブのアトリビュートを表し、取っ手はフラワー(Flowers)チューブのアトリビュートを表します。
ペイント エフェクト(Paint Effects)のストロークをレンダーするには
レンダラが実行されてペイント ストロークがレンダーされ、レンダー ビュー(Render View)ウィンドウにイメージが表示されます。
メッシュ ブラシ タイプは、他のブラシ タイプと比べて、ハード サーフェスを表すのに便利です(ティーポットはハード サーフェスの一例です)。