ミラー一致をアクティブ化および設定する
 
 
 

通常の Biped スケルトン内のいくつかのボーンは、ボディの反対側にある別のボーンによってミラーリングされます。たとえば、右上腕は左上腕でミラーリングされ、右足は左足でミラーリングされます。このようにミラーリングされたボーンには、さまざまなスケルトン命名規則によって同じ名前が付けられます(キャラクタの右側と左側のどちらにあるかを示す部分を除く)。たとえば、右前腕には Character_R_ForeArm、左前腕には Character_L_ForeArm という名前が付けられます。

スケルトンに対して使用されている命名規則がこの種の基準に従っている場合、ミラー一致モードを使用して、ミラーリングされたボーンを自動的にマップすることができます(「スケルトンをキャラクタライズする」を参照)。

ミラー マッチング モードをアクティブ化するには

  1. [Characterization Tool]で、次のいずれかを実行します。
    • > [Edit] > [Mirror Matching]を選択します。
    • ツールバーの をクリックします。

    ボディの反対側にあるミラー ペアにボーンをマッピングする場合は、選択したボーンの名前がツールによってチェックされ、あらかじめ設定されたサブストリング リストのどれかがその名前に含まれるかどうかが確認されます。このリストは、一般にボーンがボディの左右どちらの側に来るかを示すために使用されます。事前設定されたサブストリングのいずれかが見つかった場合、現在のボーンと同じ名前の、ボディの反対側に相当するミラー ペア サブストリングを含む別のボーンが検索されます。対象のボーンがスケルトン内で見つかった場合、ボディの反対側の対応するノードに自動的にマップされます。

    たとえば、右ひじノードを Character_R_ForeArm という名前のボーンにマッピングすると、[Characterization Tool]によって R_ が L_ に置き換えられ、Character_L_ForeArm という名前のボーン(存在する場合)が左ひじノードにマッピングされます。

ボディの左側と右側を示すためのボーン命名規則で別のサブストリングが使用されている場合、[Characterization Tool]でチェックされるリストに新しいサブストリング ペアを追加することができます。

ミラー一致で使用するサブストリング ペアを設定するには

  1. Characterization Tool ツールバーのミラー一致アイコン をクリックし、ポップアップ メニューから[Conf gure Mirror Matching]を選択するか、または > [Edit] > [Configure Mirror Matching]を選択して[Configure Mirror Matching]ウィンドウを開きます。

    このウィンドウに、ミラー一致モード用に現在設定されているすべてのサブストリング ペアのリストが表示されます。

  2. [Configure Mirror Matching]ウィンドウで、次のいずれかを実行します。
    • 新しいサブストリング ペアを追加する場合は、[+]ボタンをクリックして、テーブルに新しい行を追加します。ボディの左側および右側用のサブストリングを新しい行に入力します。
    • サブストリング ペアを削除する場合は、テーブル内で削除する行を選択して、[-]ボタンをクリックします。
  3. サブストリング ペアの設定が終了したら、[OK]をクリックします。

関連項目